令和7年度スマート農業指導士育成プログラムが開講しました

文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」認定課程 受講者24名

 5月27日(火)、アグリイノベーション教育研究センターで、社会人を対象とした教育プログラム「令和7年度スマート農業指導士育成プログラム」の開講式およびオリエンテーションを開催しました。

 本教育プログラムは、スマート農業技術の普及、指導に貢献できる人材の養成を目的として開講しているもので、本学が指定するカリキュラムを履修し、レポート提出等の条件を満たして修了された方には、本学が認定する独自の資格『スマート農業指導士』の資格を授与します。

 本年度のプログラムには、農業従事者や行政職員、農業法人・団体など24 名(本学職員や卒業生も受講しています)が参加しており、受講生は、ロボット技術、ICT・IoT、スマート農業の普及に係る幅広い分野について、年間 34 科目69.5 時間の座学・演習を履修し、スマート農業を生産現場で実践するために必要な知識や技術、技能の修得を目指します。

 なお、本プログラムは、文部科学省の「職業実践力育成プログラム(BP)」に認定されています。

スマート農業指導士育成プログラム開講式

 本学の福田裕穂学長は挨拶の中で、「スマート農業は日々進化しており、学んだ技術を土台に、継続的な学習と実践が不可欠です。多様な背景を持つ仲間と連携し、未来の農業を共に切り拓いてほしいと激励しました。」と受講生を激励しました。また、秋田地域振興局農林部農業振興普及課から参加した高橋 裕則さん(秋田県立農業短期大学卒業)は「スマート農業の現場を巡り、技術の普及がまだまだであることを実感しました。本プログラムで学び、農業者へ的確な助言ができる力を身につけたいと思います。」と意気込みを述べました。開講式後には、上田 賢悦 教授 から講義日程、受講方法、修了要件等の説明を受けました。


会場:アグリイノベーション教育研究センター 研究・管理棟


開会挨拶/秋田県立大学長 福田 裕穂  


来賓祝辞/秋田県あきた未来創造次長 田口 好信 氏


受講者自己紹介&決意表明

 


受講者自己紹介&決意表明

オリエンテーション(AIC ほ場、施設見学)

講 義(スマート農業総論①)

 株式会社ファーム・マネジメント・サポート 代表取締役 梅本 雅 氏による「スマート農業総論①」と題した講義を受講しました。講義ではスマート農業が要請される背景やスマート農業の導入事例、今後の課題といった内容に触れました。講義後には受講生から質問が多く上がり、関心の高さが伺えました。


講義中の様子


株式会社ファーム・マネジメント・サポート
代表取締役 梅本 雅 氏


講義後は質問も多くあがりました!