【スマート農業指導士育成プログラム】最終課題発表会を行いました

令和7年3月2日(月)、アグリイノベーション教育研究センターにおいて、「令和7年度スマート農業指導士育成プログラム」の最終課題発表会が開催され、受講生29名が同プログラムで学んだ成果を発表しました。

本年度のプログラムには、農業従事者や行政職員、農業法人・団体関係者など、本学卒業生を含む20名が受講しました。ロボット技術やICT・IoTなど、スマート農業の普及に関わる幅広い分野について、年間33科目・計69.5時間の座学および演習を履修。スマート農業を生産現場で実践するために必要な知識・技術・技能の習得に取り組んできました。本発表会は、その集大成として受講生がこれまでの学びを活かし、自ら設定した課題への取り組み成果を発表する場として実施されたものです。本発表会は、その集大成として受講生がこれまでの学びを活かし、自ら設定した課題への取り組み成果を発表する場として実施されたものです。
また今回は、令和6年1月1日に発生した石川県能登地方の地震による被害を受けた石川県への復興支援の一環として、オンデマンド講義の受講や圃場での演習に参加していた石川県の若手生産者も発表に参加しました。

発表では、受講生がそれぞれの農業経営や地域農業における課題を整理し、地理的条件や資金・人手不足など経営面の問題点を踏まえながら、スマート農業による解決を目指すテーマを設定。技術導入の提案概要に加え、プログラムで学んだ経営評価の手法を用い、実際にソフトウェアなどを活用しながら分析結果をまとめました。さらに、数値分析から見えてきた新たな課題や、今後の普及活動の計画についても説明が行われました。
質疑応答では、審査員から「収量データや目標設定の妥当性」や「積雪など土壌条件への対応」、「長時間労働による負担増の懸念」など、スマート農業の実装に関する具体的な質問が寄せられました。発表者はこれまでの学びを踏まえ、現場の課題に対する実践的なアプローチについて的確に回答していました。
 
また、石川県の若手生産者からは「スマート農業は『魔法の道具』ではない。今回の学びを生かし、導入の背景にある理由を考えながら検討を進めていく必要がある」とのコメントがありました。
今後、本発表会の内容は採点・評価が行われた後、3月25日(水)に予定されている修了式において「スマート農業指導士認定証書」が授与される予定です。


発表会の様子


発表の様子


各自で課題を設定し提案を説明


熱心に聞き入る受講者


審査員との質疑応答


石川県の農業関係者の方による発表


スマート農業活用への意見も


提案内容について真剣に審査


休憩時間。講習を通じ受講者同士の絆も深まりました!


審査を経て、3月25日に修了式が行われます