秋田市立秋田北中学校1年生の皆さんが本学を見学しました

 10月7日(火)、秋田市立秋田北中学校1年生5名が秋田キャンパスを見学しました。  
 
 今回の見学は、生徒たちが職業の特性と自身の適性について考える機会とすると同時に、ふるさと秋田のために働く方々の姿に直接触れることを目的に実施されました。生徒たちは、地域で働くことの意義を学び、秋田の未来について考える貴重な時間を過ごしました。

 当日は、応用生物科学科4年の大槻 果鈴さんと兼井 愛さんによる大学生活紹介と研究室ツアーが行われました。

 大学生活紹介では、研究内容、サークル活動、アルバイトといったリアルなキャンパスライフが語られ、中学生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。質疑応答では、『研究成果が、将来の秋田県でどのように生かされていくと思いますか?』『ふるさとのために、中学生はどんなことを学んだら良いと考えますか?』など、大学の学びが地域そして未来にどう結び付くのかといった、地域貢献を意識した質問が多数寄せられました。これに対し大学生は、卒業後の仕事を通じ、ふるさとへの貢献について熱い想いを語り、4年間の研究で得た知識や経験を交えながらアドバイスを送りました。
 
 研究室ツアーでは、大槻さんと兼井さんが所属している食品醸造グループ/食品科学研究室を見学しました。同研究室では、味わいを損なわずに減塩を実現する方法や技術を探る最先端の研究が進められています。学生たちは、研究で使用している実験器具や研究機器を紹介し、中学生の皆さんは、中学校にはない大学ならではの研究や設備に目を輝かせ、熱心に説明を聞いたり、その様子を写真に収めたりする姿が見られました。食に関する関心の高さがうかがえる、充実した研究室ツアーとなりました。
 

 


 今回の訪問は、未来の秋田を担う世代である中学生の皆さんと現役大学生との間で、大変活発かつ意義深い交流の場となりました。この度の訪問が、参加された中学生の皆さん進路を考えるうえでの一助となれば幸いです。

 秋田市立秋田北中学校1年生の皆さん、ご来学いただきありがとうございました!