「第20回ソウゾウの森会議」が開催されます
2024年度より本格型に昇格した、COI-NEXT『森の価値変換を通じた、自律した豊かさの実現拠点』プロジェクト。JSTの助成(最長10年間)をもとに、民間資金や技術および人材を取り込みながら、秋田の豊かな森林資源に新たな価値を生み出す様々な研究開発を加速度的に推進していきます。
ソウゾウの森会議は、自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかでの働き方を創造する人々が集う場所です。
第20回となる今回は五城目町を舞台に、「小商いから見つめる地域の未来〜これから10年の“朝市”を考える〜」をテーマに開催します。
五城目町では、530年にわたり朝市が続いてきました。この10年は、そんな朝市を続け、進化させようと「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の試みも誕生しました。でも今回は、歩みを振り返るというよりも、「じゃあ、次の10年はどうする?」をみんなで一緒に考える時間にしたいと思います。
第1部は、朝市のまち歩き。この日は「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の開催日! にぎわう朝市通りを、「五城目朝市わくわく盛り上げ隊」のガイドで散策します。530年の歴史と朝市の雰囲気を味わいながら、この通りで生まれた新しいお店や取り組みも訪ねてみましょう。
第2部は、場所をBABAME BASE(五城目町地域活性化支援センター)に移して、対話の時間。まずはゲストの影山知明さんに、人や地域の可能性を育んできた実践について、たっぷりお話を伺います。続いて、五城目朝市わくわく盛り上げ隊や朝市通りで挑戦を続ける仲間たちも加わり、「次の10年をどうしていくか」をテーマに、みんなで未来を描きます。
日時
令和7年9月27日(土)10:00~16:3010:00〜12:00 第1部 朝市フィールドワーク
12:00~13:30 ランチ交流会
13:30〜16:30 第2部 会議(トークセッション+対話)
会場
第1部会場: 朝市ふれあい館(五城目朝市通り内)※集合場所
住所: 秋田県南秋田郡五城目町字下タ町182
MAP: https://maps.app.goo.gl/rxw4oY3xoTvYApnm7
第2部(懇親会含む)
会場: BABAME BASE(五城目町地域活性化支援センター)
会場: 秋田県南秋田郡五城目町馬場目蓬内台117-1
MAP: https://maps.app.goo.gl/6PJoo5b6P1YiKR1k7
【アクセス】
[車の方]
・第1部:駐車は「五城目朝市駐車場」をご利用ください
・第2部:駐車は「BABAME BASE」敷地内にスペースがあります
・第1部会場からの移動はご自身の車でお願いいたします
[公共交通機関の方] 五城目町内の移動手段は運営で手配します
第1部から参加の方
・五城目町までは以下の電車およびバスをご利用ください
電車:JR秋田駅 8:52発 → JR八郎潟駅 9:26着
バス:JR八郎潟駅 9:31発 → 五城目バスターミナル 9:47着
第2部から参加の方
・五城目町までは以下の電車およびバスをご利用ください
電車:JR秋田駅 10:50発 → JR八郎潟駅 11:18着
バス:JR八郎潟駅 11:32発 → 五城目バスターミナル 11:48着
→運営の手配するタクシー等でお迎えに上がります
終了後
・JR八郎潟駅までタクシー等でお送りします(16:45 BABAME BASE発)
JR八郎潟駅 17:08発 → JR秋田駅 17:42着
内容
・テーマ
「小商いから見つめる地域の未来〜これから10年の“朝市”を考える〜」
・問い
朝市という場から、暮らしと仕事の可能性をどう広げられるだろう?
・プログラム
第1部 フィールドワーク(9:30 受付開始)
10:00 – 11:45 “朝市”散策(周辺施設含む)
11:45 – 12:00 移動、BABAME BASEへ
12:00 – 13:30 ランチ交流会@ポコポコキッチン(BABAME BASE)
※第2部からの方も参加可能です
※フィンランドチームからのプレゼンテーション含む
第2部 会議(13:00 受付開始)
13:30 – 13:40 ソウゾウの森会議について
13:40 – 14:10 ゲストプレゼンテーション
14:10 – 14:50 クロストーク
14:50 – 15:00 休憩
15:00 – 16:15 ディスカッション、全体共有
16:15 – 16:25 まとめ
16:25 – 16:30 クロージング・写真撮影
【ゲスト】
影山知明 | クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
1973年、東京・西国分寺生まれ。東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルの創業に参画。その後、株式会社フェスティナレンテとして独立。2008年、生家を建て替え、こどもたちのためのカフェ「クルミドコーヒー」を開業。2017年には、2店舗目となる「胡桃堂喫茶店」をオープン。店を拠点として、まちの仲間と共に、クルミド出版、クルミド/胡桃堂の朝モヤ、地域通貨ぶんじ、ぶんじ寮、ぶんじ寮じちかい等を事業化。開かれた場づくりから、一つ一つのいのちが大切にされる社会づくりに取り組む。著書に、『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。『大きなシステムと小さなファンタジー』(クルミド出版)。
【地域主催者】
五城目朝市わくわく盛り上げ隊五城目町で530年以上続く朝市の魅力を次世代へ伝え、続けていくために、2014年に地域住民や当時の地域おこし協力隊によって結成。町と連携して「ごじょうめ朝市plus+(朝ぷら)」の立ち上げ・運営を支え、魅力発信や広報活動、出店サポートなどを実施。誰もがチャレンジできる場づくりや、暮らしの中にある小さな商いの可能性を探り続けている。
定員
40名参加費
第1・2部:無料ランチ交流会(ビュッフェ):1,000円
参加申込
・「第20回ソウゾウの森会議」を開催します(情報発信サイト「ソウゾウの森」)
https://akita-souzounomori.com/media/post-2367/
問い合わせ先
国際教養大学 応用国際教養教育推進課MAIL:research@aiu.ac.jp
TEL:018-886-5905
ソウゾウの森会議とは
ソウゾウの森会議は、自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかでの暮らし方と働き方を創造する人々が集う場所です。参加するひとりひとりを木に見立て、回を重ねるなかでお互いの成長を感じ合いながら、やがてみんなでひとつの森(=生態系)ををつくっていくというイメージです。
その森から、自分らしい生き方をする人たち、創造的な仕事をする人たちが自然発生的に生まれてきたら素敵じゃないでしょうか、そんなことを思い描いています。