中学生の皆さんが秋田キャンパスを見学しました
大仙市立平和中学校3年生の皆さん
仙北市立神代中学校2年生の皆さん
9月25日(木)大仙市立平和中学校3年生22名
今回の見学は、総合的な学習の時間における、生徒のキャリア学習の一環として実施されたものです。大学職員による概要説明を受けた後、学食体験や施設見学を実施し、本学の研究や教育に関する施設を実際に見聞したり、教員との交流やカフェテリアでの学食体験などキャンパスライフの一端を体験しました。大学概要説明
大学とはどんな場所なのか、本学でのどのような勉強ができるのかといった内容を、クイズや動画を交えながらご紹介。大学の学びやサークルに関するクイズでは、周囲の友人と楽しそうに相談しながら答えを考える様子が見られました。クイズや動画を通して、楽しみながら大学について知ることができ、進路について考えるきっかけにもなったようです。施設見学
図書館をはじめとしたさまざまな施設を見学しました。生物実験室を訪問した際には、生物生産科学科の藤 晋一 教授[専門:植物病理学]から、稲をはじめとする植物の病害について学びました。研究室では、実際に生育している稲を見学したほか、農薬を使わない消毒方法についての説明も受けました。「植物のお医者さん」として研究に取り組む藤教授の熱意ある話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。普段食べているお米や野菜がどのように作られているのか、その背景に病害研究が重要な役割を果たしていることを知り、身近な産業である農業への関心や理解を深める貴重な機会となったようです。
今回の訪問が、進路を考えるうえでの一助となれば幸いです。
大仙市立平和中学校3年生の皆さん、仙北市立神代中学校2年生の皆さん、ご来学いただきありがとうございました!
9月26日(金)仙北市立神代中学校2年生21名
今回の見学は、総合的な学習の時間における上級学校訪問として実施され、生徒の進路学習を深めることを目的として実施されました。大学職員による大学概要説明、教員による模擬講義、そして施設見学を実施しました。生徒たちは、普段大学生が利用している実験室で専門的な授業に触れるなど、大学ならではの学びや研究環境を具体的にイメージできる貴重な機会となりました。模擬講義
応用生物科学科の吉川 雄樹 助教[専門:醸造微生物学]による模擬講義『誤解だらけの酵母についてあれこれ考えよう』を受講しました。講義では、酵母がいつ誕生したか、どんな特徴があるかといった基礎的な内容に加え、これまで単離した酵母の見た目や香りの違いを実際に比較しながら体感できる内容も盛り込まれました。普段の学校生活ではあまり聞きなれない専門的な話題でしたが、酵母がパンやお酒などに関わる身近な存在であることを知るにつれて、中学生は次第に興味を深め、熱心に耳を傾ける様子が見られました。楽しみながら、微生物研究への理解を深める貴重な時間となりました。施設見学
図書館や講堂、学部棟の実験室など、本学の特長的な施設を見学しました。特に図書館では、約32万冊の蔵書と明るく開放的な空間に生徒たちは驚きの声を上げました。グループ学習に使えるラーニング・コモンズや、個室で集中できるサイレントルームといった大学ならではの学習環境に触れ、「さすが大学の図書館!」「ここなら勉強に集中できそう!」など、目を輝かせながら見学する姿が印象的でした。大仙市立平和中学校3年生の皆さん、仙北市立神代中学校2年生の皆さん、ご来学いただきありがとうございました!