アグリイノベーション教育研究センターを会場に「知事と県民の意見交換会」が開催されました
7月12日(土)に、本学アグリイノベーション教育研究センターにおいて、秋田地域振興局が主催する「知事と県民の意見交換会」が開催されました。
この会は、県政の課題等について、知事と県民が直接意見交換を行い、県政の運営に反映されることを目的に開催されているものです。
今回は「秋田県のスマート農業をリードできる人材の育成について」をテーマに、全国農業協同組合連合会秋田県本部 営農支援課課長の伊藤亘さん、そしてスマート農業指導士育成プログラムを修了した松田久樹さん(令和4年度修了)、高橋直子さん、畠山周さん(いずれも令和5年度修了)、そして同プログラムに関わる本学アグリイノベーション教育研究センター長の西村洋特任教授、同センター人材育成グループの上田賢悦教授(アグリビジネス学科)が参加し、鈴木健太秋田県知事と意見交換を行いました。
はじめに西村洋特任教授からアグリイノベーション教育研究センターが取り組むスマート農業技術について紹介があり、ドローンの実演や動画をご覧いただきました。その後意見交換会へ移り、参加者から自己紹介があり、スマート農業指導士育成プログラムの受講のきっかけや現在の活動内容についてお話しいただきました。意見交換会では、日頃感じていることやスマート農業の普及拡大に向けた考え、これからの課題などについて、参加者それぞれの立場から意見を出し合いました。
鈴木知事からは、「秋田県立大学の取り組みやスマート農業による成果を伺い、改めて素晴らしい取り組みだということを理解した。一気に変わらなくとも、一歩一歩前進していることをよく知ることができた。今後も皆さんの知恵を借りながら、秋田県の政策を考えていきたい」とコメントをいただきました。
※スマート農業士育成プログラムとは、スマート農業において必要とされる新たな知識・技術・技能を修得した支援・指導人材である「スマート農業指導士」の養成を目的に、本学アグリイノベーション教育研究センターが実施するものです。本プログラムを受講し、カリキュラムの履修やレポート提出等の条件を満たして修了された方に秋田県立大学が認定する独自の資格である『スマート農業指導士』が授与されます。