【横堀小学校】野生酵母を探索しパン作りに挑戦(研究室探訪)
6月21日には、横堀小学校の構内(教室の机・椅子、体育館倉庫のマット、ピアノの鍵盤、プールなど)から野生酵母のサンプルを採取しました。今回は、児童22名が秋田キャンパスを訪問し、吉川助教が単離した酵母を、実際に目で見てみたり、匂いを嗅いでみたり、顕微鏡で観察してみたりしました。また、吉川助教からは、「酵母とは?」「生き物とは?」というテーマで、それぞれの特徴を楽しく学ぶ授業も行われました。顕微鏡をのぞいた児童は、「うわ、なんか動いてる!」「小さいのがいっぱいいる!」「これがパンをふくらませる力なんだね!」「つぶつぶしてる!」「かわいい!」など、小さな粒々が連なっている酵母の様子を見て驚き、普段は見ることのできない微生物の世界に、目を丸くして見入っていました。
児童たちは今後も、パン作りに適した酵母を引き続き探索するとともに、酵母を使ったパンの創作やオリジナルのレシピの開発に取り組んでいきます。このような体験を通して、新たな「発見」や「驚き」につながり、科学の面白さや探究する喜びを感じていただければ幸いです。
学生自主研究グループ
〇研究グループ名 つめこめ!まんま秋田〇研究課題名 秋田の特産品を活用した秋田独自の米粉レシピの開発
〇メンバー 応用生物科学科1年生4名
〇指導教員 応用生物科学科/食品醸造研究グループ 吉川 雄樹 助教
研究室探訪/顕微鏡で酵母を観察(7月28日)
酵母ハンター 吉川 雄樹 助教[専門:醸造微生物学]