【いつでも青春キャンパス】現代の食糧問題を歴史から読み解く
江戸の知恵に学ぶ持続可能な未来!
シニア大学生の遠藤勇人さん(66歳)
シニア大学生の遠藤勇人さん(66歳)は、「地域資源経済学」「農村社会学」「マーケティング論」など計6つの講義を受講し、地域経済や農業・農村、持続可能な社会や資源を循環させるための仕組みづくりなどを学び直しています。
生物資源科学部長であり農業経済学を専門とする長濱健一郎教授[専門:農業経済学]の講義『地域資源経済学」の講義では、「日本の農業、肥料は足りるか?」という、私たちの食卓に直結する切実な問題について議論しました。
長濱教授は、肥料の主原料であり日本がその多くを輸入に頼っている「リン鉱石」の現状を解説しました。産出国による輸出規制や資源の枯渇といった世界情勢を紹介し、輸入に過度に依存する現代日本の農業が抱える脆弱性を指摘しました。
そこで、長濱教授が解決のヒントとして引き合いに出したのが「江戸時代」の暮らしです。 「かつての日本は、鎖国という限られた条件の下で、あらゆる資源を再利用し、持続的な社会を築いていた。外部に依存せず、地域の中で経済と資源を循環させる仕組みをどう再構築するか。その答えは、江戸の知恵の中に隠されているはずです」と問題提起しました。
これに対し遠藤さんは、「時事の背景が、歴史と経済の線でつながり共感した。普段目にするニュースも、先生の講義を受けることで、その背景にある歴史や経済の構造から理解できるようになった。」と語りました。
【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムです。 .
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムです。 .
[左]卒業後も聴講生として学ぶ長野谷まつこさん(二期生) [右]長濱健一郎教授

