仙北市立西明寺中学校の2年生が本学を見学しました
11月18日(火)、仙北市立西明寺中学校2年生22名が秋田キャンパスを見学しました。今回の見学は、キャリア学習の一環として実施され、今後の進路選択に役立つ機会となることを目的として実施されました。
模擬講義
生物生産科学科の藤 晋一教授[専門:植物病理学]による模擬講義『農家を助ける植物のお医者さん』を受講しました。藤教授からは、イネいもち病やウイルス・細菌による植物の病気など、植物の病原菌に関する研究について説明がありました。中学の授業で習う内容に触れながら、農作物の病害が引き起こした飢饉について学び、植物が病気になる原因・背景について考えました。中学生は、藤教授からの問いかけに元気よく反応し、熱心にメモをとる様子が見られました。楽しみながら、植物の生態への理解を深める貴重な時間となりました。施設見学
2班に分かれて、講堂・図書館・学部棟・カフェテリアなど、本学の特長的な施設を回りました。講堂前では、秋田スギから生まれた小型電気自動車「あきた もくまる」がお披露目されており、木材高度加工研究所が行う木材の研究や技術開発について学びました。中学生からは、「車の乗り心地を体験できたのが楽しかった!」「県立大は農学系や工学系を学べる大学だと思っていたけれど、幅広いジャンルの研究ができることを知って驚いた」といった感想があがりました。見学中には、本学生から「大学は楽しいよ!まずは高校受験頑張って!」と声をかけてもらう場面もあり、一日を通して大学教員や大学生と交流したことで、大学をより身近に感じていただけました。
仙北市立西明寺中学校の皆さん、ご来学ありがとうございました!
