湯沢高校の1年生が本学を見学しました

 9月16日(火)、湯沢高校の1年生34名の皆さんが秋田キャンパスと本荘キャンパスを見学しました。
 今回の訪問は、大学での学びや施設・設備を知り、大学への理解を深めると共に、将来の進路に向け学習意欲を高める事を目的に実施されました。

本荘キャンパス

 大学概要説明では、システム科学技術学部の各学科の特長や研究紹介がありました。高校のどの授業が基礎となるのか、といった視点からも説明があり、高校での学びが大学でどのように活かされるのかを知り、将来の進路を考える上でとても参考になったようです。
 施設見学では、創造工房や図書館、学部棟では本学生が製作した作品の展示など、本学の主要施設を見学しました。図書館を自由に散策し、高校や公営の図書館にはない専門書や気になる本を、興味深そうに手に取る姿が印象的でした。

秋田キャンパス

 学部学科の紹介のあと、生物生産科学科野下 浩二准教授[専門:天然物有機化学]による模擬講義『生きものを研究するための化学 ~生物間で働く物質を例に~』を受講しました。講義では、大学と高校で学ぶ化学の違いや生物有機化学の説明からはじまり、カメムシの行動や植物の代謝に影響を与える化学物質に着目し、カメムシのフェロモンや臭気成分が防御物質としてどのように外敵に作用するか、といった内容の講義を受講しました。高校生からは、「高校の化学の授業の内容を復習しながら、より専門的な学びに触れることができ、非常に勉強になった」と感想があがり、化学の奥深さを実感したようでした。
 施設見学では、学部棟、図書館、講堂など、実際に本学生が日々利用している施設・設備を見学し、自然豊かな環境の中にある広いキャンパスに驚きながら、高校と大学の違いを肌で感じとっている様子でした。

 今回の訪問が、本学への理解を深める機会となり、進路選択の一つとして本学へ興味関心を高めて頂けたら幸いです。
 湯沢高校の皆さん、ご来学ありがとうございました!