能代市立東雲中学校の2年生が本学を見学しました

 5月12日(月)、能代市立東雲中学校2年生7名が秋田キャンパスを見学しました。

 今回の見学は、教育課程の一環として、将来の進路選択に向けた多様な価値観をもつことを目的として実施されました。

 当日は、大学の概要説明やキャンパス見学のほか、在学生によるキャンパスライフの紹介、本学教員による模擬講義など、普段の授業や学生生活を疑似体験できるメニューを体験していただきました。

在学生による学生生活紹介

 応用生物科学科2年の横田 悠正さん(京都府出身)によるキャンパスライフ紹介が行われました。学生自主研究の紹介、県大生が数多く参加している「農業バイト」、さらには自身が所属している文芸・イラストサークルの活動の中で、交通安全の看板のイラスト制作に携わったエピソードなど、大学生活について発表しました。横田さんからは、「地元を離れて進学し大変なこともたくさんあるが、大学生活はすごく充実している。中学高校と進むにつれて、テストや部活動などやるべきことがたくさんあると思うが、ぜひ頑張ってください!」とメッセージが送られました。

応用生物科学科2年 横田 悠正さん

中学生に大学生活のアドバイス

中学との違いを説明


交通安全の看板を制作!! (真ん中:横田さん)

模擬講義

 生物環境科学科の渡邉 俊介 助教による「身近なものを電子顕微鏡で観察しよう」というテーマの模擬講義を受講しました。顕微鏡の歴史や原理といった基礎を学んだあと、バイオテクノロジーセンター内にある「走査型電子顕微鏡」を使って実験を行いました。自分の「髪の毛」のキューティクルを観察した中学生からは、「髪の毛のキューティクルを見るのが楽しかった。」「台に載せるときに使用したピンセットの傷まで見えて驚いた。」といった感想が上がりました。水生生物の「珪藻」の観察では、珪藻によって条線(穴をつなげた線)や縦溝(真ん中の線)が異なることに驚き、多数の珪藻を観察し自分好みの模様を探している様子が見られました。


自分の「髪の毛」を電子顕微鏡で観察


電子顕微鏡を扱うのは初めて!!


水生生物の「珪藻」を見てみよう

施設内見学

「校舎が綺麗~」とぱしゃり

天気は曇りでしたが楽しんでいただけました!!

研究内容を説明してくださった学生さん
中学生にとって大学生は憧れの存在!!

体育館の筋トレ器具を体験

 今回の訪問が、実際の大学生活がどのようなものかを感じ取ることができ、今後の進路選択に大きな影響を与えるきっかけとなれば幸いです。
 能代市立東雲中学校の皆さん、ご来学ありがとうございました!