【いつでも青春キャンパス】TOEIC自己ベスト更新を目指しています

 シニア大学生の高山英雄さん(69歳)は、元々英語に強い関心があり、定年退職後の目標として英語検定試験「TOEIC」の自己ベスト更新などを掲げ、青春キャンパスで学びを深めています。

 高山さんは、総合科学教育センターの坂本 美恵子 准教授[専門:英語]が担当する、システム科学技術学部2年次の教養科目、「実践英語Ⅱ」を受講しており、11月20日はTOEIC 対策講座として、試験に向けた問題演習とその解説、語彙力を問う小テストを行いました。

 坂本准教授の授業は、理解の定着を図るための様々な工夫が凝らされており、頻出単語を単に文字と意味で覚えるのではなく、画像や視覚的なイメージと結びつけることや、単語の多義性や文脈に注目し、単語が実際の文章の中でどのように使われているかを判断することの重要性を説いています。

 また、日本人として陥りやすい TOEIC特有の文法や読解問題で文章を素早く正確に読むためのコツなどを詳しく指導するとともに、リスニングでは、正しい発音の仕方や、音の連結・弱形・脱落といった、実践で役立つ解説がなされるため、高山さんにとっては、英語の基礎固めに大きく繋がっているとのことです。

【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムです。


坂本准教授のコメント

 高山さんには、ニュース英語とTOEIC対策の授業にご参加頂きました。私にとっては初めてのシニア学生さんです。
 外国語学習には終わりがありません。難しさがあると同時に、一生続ける価値があるということでもあります。高山さんのお姿からそのことを改めて教えて頂いたように思います!
 


講義に熱心に耳を傾ける高山さん


視覚と文脈で理解定着を促す坂本准教授


英語サークルにも所属し英語での会話に磨きをかける


授業後は坂本准教授と英語でやりとりする高山さん