令和7年度第1回創造工房クラブを実施しました

 7月5日(土)、本荘キャンパスにて「令和7年度 第1回 創造工房クラブ」が開催されました!今年度は、秋田県内の小学4年生から6年生までの児童17名がクラブ会員として参加し、年間を通して科学教室やさまざまな体験活動を行います。

 まずはじめに入校式が行われ、西田学部長より、木材高度加工研究所の「やわらかい木」で作られた特製の会員カードが一人ひとりに授与されました。子どもたちも緊張しつつ、わくわくした表情で受け取っていました。

 続いて、知能メカトロニクス学科の伊東 良太先生による講座が開かれました。「光のいろいろ初級編~光のぬり絵で遊ぼう~」というテーマのもと、偏光板とセロハンテープを使って、光の仕組みを楽しく学びました。

 まずは、セロハンテープを偏光板ではさみ、色の変化を観察する練習からスタートしました。テープの枚数や重ね方、偏光板の向きを変えることで、思いがけない色が現れることに、目を輝かせて驚いていました。
 練習のあとは、いよいよ作品制作へ。クラフトパンチを使って黒い画用紙を好きな模様にくり抜き、アクリル板に貼り付けます。そこに工夫を凝らしながらセロハンテープを貼り重ね、色の変化を確認しながら丁寧にぬり絵を仕上げていきました。

完成後は日当たりの良いラウンジに移動し、自然光の中で作品を観察しました。キラキラと光る作品に、子どもたちの歓声が響きました。グラデーションのような表現もできることがわかり、感性と科学を同時に育む貴重な体験となりました。

次回の活動は9月を予定しています。今後の活動にもぜひご期待ください!