ジャンル別講師の詳細プロフィール
農業経営学(経営学習論,経営戦略論・組織論,農業普及論,産地マーケティング)
学部担当科目 農業・食料政策学Ⅱ、地域と農業の統計学(副担当)、日本農業の社会経済論(副担当)、土地利用型農業経営論(副担当)、コンピューターリテラシーⅠ・Ⅱ,食プロレベル1・2
大学院担当科目 先進農業調査実習(副担当)
経営リテラシー教育を実現する農業経営者人材育成プログラムの開発、JAの青果物営業活動モデルの構築と営業人材育成に関する研究、普及指導員の人材育成に関する実証的研究、農業生産におけるノウハウ・技能の可視化と伝承支援に関する研究
地域農業・集落営農に関する合意形成・戦略策定に関する支援、家族経営および組織経営の経営継承に関する支援、農業経営者人材育成プログラムの導入および運営支援、6次産業化人材の育成支援、青果物産地のマーケティング戦略策定支援およびセミナー、農産物直売所の運営改善支援
農業・農村における人材(農業経営者、農業後継者、雇用就農者、女性農業者)の学習や成長に関する研究
〔研究内容に関連する高校の授業科目〕
普通科等:公民(現代社会,政治・経済)、国語(国語表現)
農業高校等:農業経営、農業経済、グリーンライフ
「日本農業が生き残るためには、農業経営者を数多く育てなければならない。農業経営者の人材育成に取り組むべきだ」という意見に異論がある方は少ないと思います。しかしながら、「農業経営者の人材育成」という言葉から、どんなイメージや光景を思い浮かべますか。きっと、様々なイメージが浮かんでくると思います。なぜそうなるのでしょうか。農業のあり方は実に多様であり、家業として家族単位で代々続けられてきた農業経営の形もありますし、大規模で企業的な経営を目指す形もあります。
そのため、農業経営者一人一人が思い描くそれぞれの経営の形の実現に向けて、「学び」や「成長」のあり方を見極め、人材育成の仕組みをつくる研究が必要になります。そこで私は、「農業経営者人材育成プログラム」の開発とその評価の仕組み、そしてその実践の場(次世代農業経営者ビジネス塾)を創り出す研究を行っています。農業における人材育成研究は、実践現場を持つ研究分野であり、その研究を現場に還元していくことが常に期待される、農業の未来を創り出す研究分野でもあります。