【本荘キャンパス】退職者記念講演会を開催しました
令和8年3月6日(金)、本学システム科学技術学部において、情報工学科 教授 西口正之先生の最終講義が開催されました。「音の技術の開発と、その権利化・標準化・実用化」と題した講義では、これまでの歩みと研究についてお話しいただきました。カリフォルニア大学への留学当初は、言葉や授業理解に苦労されながらも、努力を重ねる中で徐々に理解を深め、研究に打ち込まれていったご経験が印象的に語られました。現地では研究室に所属し、ベクトル量子化技術の研究に取り組まれ、その後は滞在期間を延長して研究をさらに発展させてこられました。
2015年に本学へ着任後は、情報通信や音声・音響信号処理などの分野において教育・研究に尽力され、研究成果を社会へつなげていくことの重要性についてもお話しいただきました。
続いて、令和8年3月7日(土)には、機械工学科 教授 鶴田俊先生の最終講義が開催されました。
「熱流体と環境安全」をテーマとした講義では、これまでの研究や実務経験に基づく幅広い取り組みについてご紹介いただきました。カリフォルニア大学での研究や環境安全に関する業務、さらには火災や事故の現場に赴いての調査など、現場に根ざした研究を重ねてこられた歩みが語られました。
また、リチウムイオン電池の事故や火災の調査、災害時に求められる安全性や信頼性の検討、燃焼の広がりに関する研究など、多方面にわたるご研究についても紹介されました。学会活動などを通じて、学術および社会への貢献にも大きな役割を果たされてきました。
講義の中では、「工学で社会に貢献するためには、ミスや勘違いをいかに減らすかが重要である」とのお言葉があり、長年のご経験に裏打ちされた深いメッセージとして、参加者の心に残るものとなりました。
長年にわたり本学の発展にご尽力いただきました先生方に、心より御礼申し上げますとともに、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
西口先生講義の様子
質疑応答の様子
鶴田先生講義の様子
集合写真
