由利高校理数科2年生が本学を訪問しました
9月4日(木)、由利高校理数科2年生の皆さんが秋田キャンパスと本荘キャンパスを見学しました。今回の訪問は、理数科2年生のサイエンスプログラムの一環として行われたものです。
秋田キャンパス
化学や生物を学ぶ生徒の皆さん13名が来学し、大学職員による大学概要説明、探究活動、施設見学、そして在校生との交流を実施しました。探究活動では、「食べられる身近なもので作るエコな洗剤」をテーマに研究に取り組む化学班の生徒たちが、田母神繋教授(生物生産科学科)の研究室を訪問。田母神教授から直接、研究の手法についてアドバイスを受けたり、研究室で植物や実験を見学したりと、熱心に学んでいました。自分たちの研究テーマについて、さらに一歩深く考える貴重な時間となったようです。
在校生との交流では、応用生産科学科4年生の大塚菜月さんと髙橋萌々瑚さんが登壇し、本学へ入学したきっかけや、学生生活について自身の体験をお話ししました。生徒の皆さんからは、「受験勉強はいつ頃から始めたか」、「大学に入ってよかったことは何か」などの率直な質問が飛び交い、先輩たちのリアルな声に真剣に耳を傾ける姿が見られました。
本荘キャンパス
物理を学ぶ生徒の皆さん23名が来学し、探究活動や在校生との交流を通して、大学での学びを体験していただきました。探究活動では、生徒の皆さんは各班に分かれ、教員に現状や今後の進め方について相談したり、実験材料を持ち込んだりして具体的なアドバイスを受けました。疑問や課題を率直に共有することで、教員から実験方法の指導を受けたり、議論を交わしたりすることができ、多くの班が今後の明確な道筋を見出すことができたようです。
在校生との交流では、午前中に経営システム工学科4年高橋夢叶さんが所属するサイバーフィジカル研究室を訪問。オフィスのようなおしゃれな空間で高橋さんが取り組む研究を聞き、実際にAIを活用したデモを見せてもらいました。午後からは、情報工学科3年の加賀駿さん、建築環境システム学科1年の渡部麻央さん、経営システム工学科1年の熊田光桜さんとラーニングコモンズで座談会を行いました。高校生からは大学生活や進路に関する質問が寄せられ、大学生からは大学での学びや自由な学生生活についてアドバイスが送られました。特に、数学と物理の重要性が強調され、和やかな雰囲気の中で有意義な交流が深まりました。