国際交流企画「男鹿半島の旅」を開催しました
9月29日(月)、本学のネイティブ教職員および留学生を含む本学学生が男鹿半島を巡る「男鹿半島の旅」を開催しました。本企画は、実践的なコミュニケーション能力の育成や異文化理解を深めるとともに、国際感覚を養うことを目的に開催されました。また、男鹿半島の伝統や文化に触れることで、地域の魅力を再発見する機会ともなりました。
当日は、アメリカ、中国、モンゴル、イタリア、ジンバブエ、日本の計6カ国の出身の留学生や本学教職員が参加し、秋田・本荘両キャンパスの学生を含め27名が参加しました。
なまはげ館や男鹿真山伝承館、男鹿温泉交流会館 五風でのなまはげ工芸手作り体験、男鹿水族館GAO、道の駅おが オガーレなど、男鹿を代表する文化・観光施設を訪問しました。今回のプログラムで初めて男鹿市を訪れた学生も多く、国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコの無形文化遺産でもある「ナマハゲ」など、地域に根付き育まれている独特の伝統文化を実際に見て、触れて、体験し、男鹿の歴史や文化への見聞を広めました。
参加した学生は、日本語・中国語・英語など多言語を用いて、自身の出身地や興味・関心について紹介したり、体験の感想について共有したりと、積極的にコミュニケーションを図る様子が見られました。参加した学生からは、「英語でコミュニケーションをとることの喜びと楽しさを実感した。いざ面と向かうと英語が出てこない場面もあったが、その経験も含めて今後の英語学習に繋げていきたいと思った。」「男鹿の文化とナマハゲに触れることができ、地域の歴史や伝統的な祭りを体験しながら学べたのは、大きな財産となった。」といった声が寄せられました。今回の交流を通して、語学への意欲が高まり、秋田の文化への理解を深めるきっかけとなったようです。
本学では今後も引き続き、言語や国籍を超えた学生の交流の輪をさらに広げながら、地域の歴史や伝統文化を直に体験する機会を提供していくことにしています。
「男鹿半島の旅」プログラム
☆なまはげ館・男鹿真山伝承館国の重要無形民俗文化財、そしてユネスコの無形文化遺産でもあるナマハゲの歴史を学びました。真山地区で大晦日に行われるナマハゲ行事を体感し、地域に根付き育まれている独特の伝統や文化にたっぷりと触れました。
☆男鹿温泉交流会館 五風
なまはげ太鼓ライブなど各種イベントが開催される交流エリアで、なまはげのお面に色付けをして制作する、なまはげの壁掛け作り体験をしました。参加者は、真剣な表情で色付けに取り組んでいました。完成した作品には、表情や髪型など個性溢れた工夫が見られました。
☆男鹿水族館GAO
館内にある男鹿の海を一望できるレストランにて昼食をとったあと、ハタハタなど秋田ならではの展示やホッキョクグマなど見どころ満載の水族館を見学しました。
☆道の駅おが
市内周遊観光と地域活性化の拠点となる複合観光施設(愛称:オガーレ)で、お土産を購入したり男鹿のスイーツを楽しみながら、交流を深めました。
本学のネイティブ教職員および留学生を含む本学学生が男鹿半島を巡る「男鹿半島の旅」を実施しました。英語での会話を通じて、男鹿の歴史や文化に触れ、有意義な時間を過ごしましたhttps://t.co/UETR3aXMeb#秋田県立大学 #国際交流 #男鹿半島 #なまはげ pic.twitter.com/8eMjwP0Rjf
— 秋田県立大学 (@Akita_P_U) October 21, 2025
