【6/27更新】鳥海高原元気創造研究会『花立にルピナスを植えよう』他

鳥海高原元気創造研究会について

本会は、会長の経営工学科・金澤伸浩准教授を中心として、鳥海高原エリアの地域資源を活かし、【産・学・官・民】が連携し【農・商・工・観光】が融合する事業展開に係わる多様な研究や活動を推進することで、地域振興に貢献することを目的としています。

鳥海高原花立にルピナスを植えよう@ポニーランド花立

ポニーランド花立(由利本荘市矢島町城内花立90−1)のルピナスは、由利本荘市観光パンフレットの表紙にもなっている、鳥海高原の名物のひとつです。
この風景を守るため、写真家の小川惇さん(公式HP)を発起人として、本会でルピナス苗植えイベント(令和6年5月11日)を開催いたしました。
 


苗植え風景①
(左手前: 金澤 会長)


苗植え風景②


発起人の小川惇さん


苗植え風景③
(共同サステナブル工学専攻1年 千葉駿さん)

見学:鳥海貝沢発電所

ルピナス苗植え終了後、金内剛さん(合同会社ハイドロパワー 代表社員)にご案内いただき、鳥海貝沢発電所を見学しました。鳥海貝沢発電所は、低コストで作られた小規模な水力発電所です。地域に負担をかけない形で、水という地域資源を上手く活かした実例を学びました。

取水施設の見学


金内剛さんによる発電所設備の解説
(手前:金澤会長)

見学:鳥海ダム予定地

鳥海貝沢発電所に引き続き、金内剛さんのご案内にて、鳥海ダム予定地と、その工事の状況などを見学しました。
ダムを含めた鳥海高原の地域資源の活かし方や、現状の課題について、会員どうしで盛んに意見を交わし合いました。

会長コメント(経営システム工学科 金澤 准教授)

発起人の小川さんの「花で彩られた鳥海高原をつくりたい」という思いを後押しする形で企画し、結果、様々な方が参加してくれて良かったと思う。
鳥海高原という観光資源をもっと活用し、人が集う魅力的な場所にするため、今回の花だけでなく、ダムや発電所、修験道(※)といった資源も活かしていけるように考えていきたい。
また、鳥海高原には花立牧場のロボット牛舎など、大学にとっての「学びの場」もあると思っているので、学生の学びにも活かしていきたい。

※「矢島登拝道 調査トレッキング」を6月に企画中です。

公式HP・今後の活動予定

本会は、今後も鳥海高原エリアの「元気創造」のため、さまざまな企画を行ってまいります。
詳細は、本会のホームページ(外部リンク)をご参照ください。


今後の活動計画を相談中……(鳥海高原矢島スキー場 にて)

【追記】6月18日 ルピナス畑の草取り・矢島登拝道調査

6月18日、ルピナスの苗植えから1ヶ月以上が経過しました。
研究会では、ルピナス畑の草取りと、矢島の旧登拝道の調査トレッキングを行いました。


植えたルピナスが見えないほど生い茂っていました……


ルピナスを巻き込まないよう慎重に草取りをしました

矢島登拝道 調査トレッキング


鳥海高原についての理解を深め、観光資源にするための調査へ


最初の目的地「幸福神社」の跡地


山道を進んでいきます


ときには茂みをかき分けて……