学生団体「Beginners」が主催するトークイベントが開催されました

学生が届ける “新しい” 話し合いの場
~気軽に、自由に、互いに歩み寄って話す 私たちにできることを一歩ずつ~
 
 5月11日(土)、Newテラス広小路1Fオープンスペースにて、本学の学生団体「Beginners(ビギナーズ)」が主催するトークイベント『若者とつくる、話そう会』が開催されました。

 当日は、本学学生のほか一般市民10名が参加し、『固定観念を探してみよう』をテーマに意見交換しました。ジェンダーに関する話し合いでは、男性と女性がお互いにうらやましいと思うところについて話し合ったり、理想の働く環境について自由に討論したりしながら、固定観念や偏見について考えました。「女性は家事ができるという印象を持たれているのがつらい」「トップダウンではなく、みんなで話し合える企業が理想」など、様々な意見が出されました。

 本会を企画したBeginnersは、「様々な社会問題や環境問題について、気軽に、自由に、互いの想いに寄り添いながら語り合う、新しい話し合いの場をつくるために企画しました。諸問題を身近に感じ、自ら進んで話し、互いに支え合うようなパートナーシップを築くことで、諸問題の解決や持続可能な社会の実現を目指したい」と話しました。

 なお、Beginnersはこれまで、「秋田から視る環境とエネルギー」や「 スポーツ ジェンダー」をテーマに学生討論会を行うとともに、他大学との連携事業により、ウクライナ支援プロジェクトのイベントの中で、「ウクライナの人が日本で安心して暮らせるか?」をテーマに学生セッションを行うなど、活動の幅を広げています。  

岡戸珠海さんのコメント 

 今回、学生と一緒に話してくれたほとんどの方が65歳以上でした。学生にとって、日常生活でこのような方々と話す機会は少ないです。そのため、当日は互いの価値観や考えていること、話し合いの仕方に異なる部分が多く戸惑う場面もありました。しかし、得られたものが多く非常に有意義な会でした。次回は、より参加者の皆さんや協力して下さった皆さんに楽しんでもらえるように準備をしていきたいと思います。Beginnersでは、学生の”やりたい”をサポートし、現地での活動を通して学びを深められるように取り組んでいます。今後は、より学生の”やりたい”を引き出し、ワクワクする活動を重ねていきます!

岡戸珠海さん(左)と三村保翔さん(右)

※一部写真はbeginnersからご提供いただきました


Beginnersメンバー(洋上風力発電視察にて)