【いつでも青春キャンパス】学園祭で納豆汁とコーヒーを提供、タロット占いも!

 10月26日~27日に秋田キャンパスで開催された生物資源科学部・松風祭で、シニア大学生二期生が、「納豆汁」と「ブレンドコーヒー」を出店したほか、「タロット占い」も開設しました。

 「納豆汁」は、昨年の学園祭で1期生の先輩が提供した味をしっかり継承するため、1期生の小西さん(株式会社ヤマダフーズ)に作り方のアドバイスを受け、何度も試作と試食を繰り返し、8月下旬頃には、シニア大学生が追い求める、納豆や素材の良さを引き立てる究極の納豆汁の味に近づきました。その成果もあって、松風祭2日間で約400杯を提供、完売しました。企画した菅原文夫さん(74歳)は、「設営から具材の下処理、大鍋での調理と大忙しの2日間だったけど、何とかやりきったよ。いい思い出になった!!」と笑顔で話しました。

 また、「ブレンドコーヒー」は、シニア大学生の活動に興味を持っていただいた、コーヒー製造の横浜市・三本珈琲から、マンデリンなど5種類の豆の提供を受け、当日は同社のコーヒー豆で独自に配合した3種類のコーヒーを振る舞いました。古谷和明さん(65歳)は、「何度も豆の配合を変えて試行し、やっと本格的な一杯が完成しました。お店で飲む高級なコーヒーの味だと喜んでいただけました。」と話しました。

 さらに今年は、シニア大学生の伊藤慎吾さん(66歳)が、農業短期大学時代に始めた特技のタロット占いコーナーを開設し、学生を始めとする来場者にアドバイスをしました。両日とも、松風祭開場の午前10時から行列は途切れることなく、伊藤さんは2日目のフィナーレの竿燈&花火が終わってからも、カードをめくり続けました。伊藤さんは、「就職や進路のことが不安です」「人間関係で悩んでいます」など、学生らの悩みに傾聴し、カードの絵を糸口に様々な角度からアドバイスを行いました。「学生さんが、帰り際にスッキリしたいい表情になってくれたのが嬉しい」、と手ごたえを語りました。
 


お客様との交流が何より醍醐味!

味とホスピタリテイに自信あり!


松風祭2日間で約400食完売


圃場実習でお世話になった曽根先生と


オリジナルのブレンドコーヒー3種を提供


休憩時間がとれないくらい大忙し...


黒のサングラスに黒マスク※占いは結構あたるそうです~


和楽器の演奏を披露するまつ子さん(一番左)

 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。