秋田県立大館国際情報学院中学校の2年生が本学を見学しました

 11月7日(木)、秋田県立大館国際情報学院中学校2年生14名が秋田キャンパスを見学しました。

 今回の見学は、進路学習の一環として行われ、キャンパスを訪れることで将来の選択肢を広げ、高校卒業後の進路について考えるきっかけとなることを目的として実施されました。  

 当日は、大学の概要説明やキャンパス見学のほか、在学生によるキャンパスライフの紹介、本学教員による模擬講義など、普段の授業や学生生活を疑似体験できるメニューを体験していただきました。

大学概要説明

在学生による学生生活紹介

 大館国際情報学院中学校の卒業生で生物生産科学科3年の田村裕奈さん(植物遺伝・育種研究室)によるキャンパスライフ紹介が行われました。自身の所属している研究室の紹介、1日のスケジュール、アルバイトとの両立方法など、リアルな大学生活の話に中学生の皆さんは熱心に話を聞く様子が見られました。長期休みでの旅行や友人とのホームパーティーなど充実した大学生活についての紹介もあり、田村さんからは「先生、先輩、友人との距離が近く、毎日の大学生活がすごく楽しい。中学生のときに一生懸命勉強したことが今の自分に繋がっていると思うので、皆さんも将来の幅を広げるためにも、壁にぶつかっても前に進み続けてください。応援しています!」とメッセージが送られました。
 


生物生産科学科の田村裕奈さん
(大館国際情報学院中学校卒業)


先輩の話を熱心に聞いていました


質疑応答も大盛り上がり!


質問攻め!

模擬講義

 応用生物科学科吉川雄樹助教による「何故『酵母』を研究するのか?」というテーマの模擬講義を受講しました。酵母の名前の由来や歴史に触れた後、学生自主研究で酵母を探した話や吉川先生の研究について紹介しました。講義中は専門用語を理解するのに苦労しながらも、懸命に聴講する様子が見られました。講義後の質疑応答では、研究の話だけではなく、アニメや漫画の話も飛び出し、大学の先生との会話を楽しむ場面も見られました。吉川助教は、「物事を『何故』『どのように』について『自分で考える』ことが重要。勉強が大事ですよ!」というアドバイスを贈り、中学生の皆さんは勉強に対する意欲が高まったようでした。
 


応用生物科学科の吉川雄樹助教


入学したら直ぐに研究ができる学生自主研究


授業中は真剣そのもの

キャンパス見学

 一日通して講堂やカフェテリア、田村さんが所属している研究室など学内を見学していただきました。見学中には、偶然研究室の前を通りかかった上田健治准教授(田村さんの指導教員)から研究設備の紹介を受けました。実験器具の値段を聞いた際には、中学生から驚きの声が上がりました。実際に大学生が使っている機器を間近で見ることができる貴重な機会になりました。
 


田村さんが所属するの植物遺伝・育種研究室へ!


上田准教授から最先端の研究を紹介いただきました


カフェテリアにて昼食体験

学食を食べて満面の笑み

 今回の訪問が、実際の大学生活がどのようなものかを感じ取ることができ、今後の進路選択に大きな影響を与えるきっかけとなれば幸いです。
 秋田県立大館国際情報学院中学校の皆さん、ご来学ありがとうございました!