【いつでも青春キャンパス】趣味の園芸の勉強に プリウムの鉢上げ実習に参加

 8月8日、アグリビジネス学科先進園芸技術開発プロジェクトの鉢上げ実習が、アグリイノベーション教育研究センター温室で行われ、シニア大学生の大山強さん(67歳)が参加しました。

 大山さんは、アグリビジネス学科の神田啓臣准教授[専門:花き園芸学]の説明を熱心に聞きながら、3・4年生や大学院生と一緒に、種まき後の苗を育ててきた専用のトレーから小鉢へとプリムラ約280株を2時間かけて、丁寧に移し替え作業を行いました。

 実習は出荷までが目標で、より大きな鉢に10月に移し替えを行い、12月中旬の市場出荷に向けて管理を行います。大山さんは、「園芸が趣味だから勉強になりますし、学生とのおしゃべりが何より楽しい。引き続き心を込めてお花を管理します。今後の生育をお楽しみに!」と笑顔を見せました。

 なお、プリムラは、花の色や咲き方のバリエーションが豊富な多年草の植物で、種間交配種を合わせると500種以上もあり、国内ではサクラソウなど約20種が自生します。同プロジェクトでは、プリムラのほか、サルビア、ネメシア、百日草、ネモフィラ、ダリア、シルソイデス、オーニソガラムなど多種多様な花きを栽培しています。

【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。

 

大学までバイクで通学する大山さん。趣味は家庭菜園、ドラム演奏、バイクツーリング...と多趣味。