本学大学院生の研究内容が室内環境学会・大会長奨励賞を受賞

 

本学大学院生の研究内容が
2024年室内環境学会学術大会の大会長奨励賞(優秀ポスター)を受賞
-建築環境システム学科-



システム科学技術研究科総合システム工学専攻、環境計画学研究グループに所属している大学院2年生・石戸脩斗さんの研究内容「浸水被害住宅の真菌汚染と復旧手法に関する調査研究 その7 木材表面付着真菌の消毒効果に関する実験」が2024年室内環境学会学術大会の大会長奨励賞(優秀ポスター賞)を受賞しました。

★研究室教員からのコメント★

 石戸君とは、令和57月に秋田市内で発生した水害後直後に現地に赴き、浸水被害を受けた多くの住宅に一年にわたり何度も足を運んできました。建築環境学分野の研究として、発災後の住宅の室内環境について調査した例は国内外において極めて少ないため、私どもの取り組みにより得られている研究成果はたいへん価値があるといえます。
 本論文では、浸水被害を受けた住宅を対象とした一連の研究のうち、被災現場で課題として挙げられた消毒液の効果の検証を試みています。実験プロコールにはオリジナリティーが高く、得られた結果には妥当性があります。学会会場で、微生物学の専門家と積極的に議論に臨む姿勢も高く評価されたようです。この度の受賞、おめでとうございます。

 なお、表彰式は、2024年室内環境学会学術大会の期間中である、20241130()にサッポロビール園 ポプラ館2階にて開催されました。