「瀬戸内寂聴師を偲ぶ会」より図書の寄贈がありました
この度、「瀬戸内寂聴師を偲ぶ会」様より、2021年に99歳で亡くなった瀬戸内寂聴さんが現代語訳を行った「源氏物語」10巻を本学にご寄贈いただき、6月13日(木)、秋田キャンパスにて寄贈式が行われました。寄贈式には、瀬戸内寂聴さんが長年、住職を務められた天台寺のある岩手県旧浄法寺町(現在の二戸市)の元町長で同会の山本均会長と、同会顧問の猿田秋田県副知事にご臨席いただき、本学の福田裕穂学長へ目録が贈呈されました。
瀬戸内寂聴さんは、恋愛や歴史などをテーマに数々の小説を発表しながら法話を通じて人々の悩みに寄り添う活動を続けていましたが、今回寄贈いただいた「源氏物語」10巻は、瀬戸内寂聴さんが現代語訳をし、ご本人が所蔵されていた大変貴重なものです。
今回寄贈いただきました本は、秋田キャンパス図書館内に「源氏物語」特設コーナーを設け、翌日14日より展示を開始したところ、多くの学生が立ち寄って本を手にとる姿が見られました。
今後も、学生・教職員はもちろん、地域の方にも読んでいただくなど有効に大切に活用させていただきたいと思います。古典文学の初心者でもすらすら読める、美しい現代日本語でつづられた源氏物語を是非ご一読ください!!
福田裕穂学長へ目録が贈呈
「瀬戸内寂聴師を偲ぶ会」山本均会長
図書館内の特設コーナー
多くの学生が立ち寄り本を手に取る姿が見られました