「第16回ソウゾウの森会議」が開催されます
2024年度より本格型に昇格した、COI-NEXT『森の価値変換を通じた、自律した豊かさの実現拠点』プロジェクト。JSTの助成(最長10年間)をもとに、民間資金や技術および人材を取り込みながら、秋田の豊かな森林資源に新たな価値を生み出す様々な研究開発を加速度的に推進していきます。第16回は秋田市のヤマキウ南倉庫を舞台に、「だれしもが活躍できるように」をテーマに開催します。
ヤマキウ南倉庫は秋田市南通亀の町にある複合商業施設。1976年に建てられた空き倉庫をリノベーションし、2019年にオープンしました。
ショップ、オフィス、コワーキングスペース、ホール、ライブラリなど多様な要素が集積し、買い物、仕事、交流、イベントなど人・もの・ことがであい繋がり、シナジーを目指すクリエイティブ拠点です。会場となるのは1F中央にある「屋根付きの公園」こと「KAMENOCHO HALL KO-EN」。またここから新たなシナジーが生まれる1日になるとうれしいです。
今回は、自分を取り巻く環境による「弱さ」を感じずに「私もできるかも」という気持ちを育む、ソウゾウの森会議です。
「弱さ」を感じるのは性別、年齢、兄弟編成、ライフステージなどさまざまですが、今回は、前半に地方で暮らす「女性」2名の現在やこれからについてのプレゼンテーション、後半のワールドカフェではいわゆる「ガラスの壁」(性別役割意識をもとにした職種・役職制限や育児・介護を一方的に担わせる)によって感じる見えない障壁をどう取り払うかをテーマに議論をし、誰しもがやりたいことをできるようにするには、を紐解きます。
のびのびと自分らしくやりたいことを選べるようになるには、どんな環境が、ルールが、考え方が必要か(不必要か)一緒に考えてみませんか?
日時
令和6年10月26日 土曜日 14:00~17:00(※13:30受付開始)
会場
会場名:ヤマキウ南倉庫住所:〒010-0011 秋田県秋田市南通亀の町4-15
アクセス:秋田駅 徒歩17分、バス停「五丁目橋」徒歩2分、バス停「有楽町」徒歩3分
その他:敷地内駐車場はお買い物の来客専用駐車場です。
台数に限りがあるため長時間の駐車はご遠慮いただいております。
恐れ入りますが、近隣有料駐車場または公共交通機関のご利用をお願いいたします。
内容
・テーマ
「だれしもが活躍できるように」
・問い
自分らしくやりたいことを選ぶのに必要なこと/不必要なことってなんだろう?
・プログラム
トークセッション
14:00-14:10 はじめに
14:10-14:40 プレゼンテーション
14:40-15:10 パネルディスカッション
ワールドカフェ
15:30-15:40 「ガラスの壁」のインプット
15:40-16:30 ワールドカフェ(①ガラスの壁を感じたことある? ②こんなルール、始めてほしい!)
16:30-16:55 パネルディスカッション
16:55-17:00 クロージング
懇親会
17:30- 3,000円(2ドリンク+軽食)
【ゲスト】
矢野淳 | 合同会社MARBLiNG 代表
東京都出身。2011年に認定NPO法人ふくしま再生の会を立ち上げた父の影響で、高校生の頃から福島県飯舘村に関わり続ける。2020年、東京藝術大学建築科卒業。現在は飯舘村と東京の二拠点で活動し、2021年に合同会社MARBLiNGを共同代表として設立。飯舘村のホームセンター跡地に、村の人と共に飯館の資源を利用して作りあげた「図図倉庫(ズットソーコ)」を企画運営・空間プロデュースしている。
【ホスト】
山本 美雪子 | 株式会社See Visions プランナー/宅地建物取引士
1998年秋田市生まれ。地元商店街の衰退に危機感を感じ、横浜市立大学卒業後、地元秋田にUターンし、デザイン会社「See Visions」に入社。イベント企画のほか、施設運営、執筆などを担当。宅建士合格を機に社内ベンチャーとして不動産事業を開業し、おもしろい商店街・遊休不動産活用を目指す。
定員
40名参加費
会議:無料懇親会:3,000円(2ドリンク+軽食)
参加申込
・「第16回ソウゾウの森会議」を開催します(情報発信サイト「ソウゾウの森」)
https://akita-sozonomori.com/news/20240926/
問い合わせ先
国際教養大学 応用国際教養教育推進課MAIL:research@aiu.ac.jp
TEL:018-886-5905
ソウゾウの森会議とは
ソウゾウの森会議は、自分らしい生き方を想像し、秋田という風土のなかでの暮らし方と働き方を創造する人々が集う場所です。参加するひとりひとりを木に見立て、回を重ねるなかでお互いの成長を感じ合いながら、やがてみんなでひとつの森(=生態系)ををつくっていくというイメージです。
その森から、自分らしい生き方をする人たち、創造的な仕事をする人たちが自然発生的に生まれてきたら素敵じゃないでしょうか、そんなことを思い描いています。