横手城南高校1年生が本学を見学しました

 10月11日(金)横手城南高校1年生27名 引率者2名が、本荘キャンパスと秋田キャンパスを見学しました。
 この見学会は、大学での学びや施設・設備を知り、大学への理解を深めると共に、将来の進路に向け学習意欲を高める事を目的に実施されました。


本荘キャンパス

 はじめに秋田県立大学の概要や特徴、システム科学技術学部ではどんなことが学べるのか説明を受けた後に、建築環境システム学科 石山真季 助教の模擬講義を受講しました。「建築のみかたー『人間生活の場』の総合デザイン」と題し、大学で学ぶ建築とはどのような分野があるのか、建築の三要素である「強・用・美」について学びました。講義内では、秋田県内にある有名な建築物の特徴や優れた点などが紹介され、「建築学」という学問への理解を深めました。高校生からは、「これまで何気なく見ていた建物や街並みを新たな視点から捉えることができた」と感想が上げられました。
 講義の後は施設見学を行い、図書館や創造工房、学部棟の展示物など本荘キャンパスの特徴的な施設を見て回りました。大学ならではの設備や広々としたキャンパスに皆さん興味津々でした。
 

模擬講義の様子

石山助教

創造工房見学


秋田キャンパス

 生物資源科学部の概要説明を受けた後、模擬講義を受講しました。生物環境科学科 長濱健一郎 教授による「環境と地域、未来にとって必要な視点ー大学で学ぶ科学的な見方・考え方ー」と題し、秋田の食料廃棄問題や人口減少の実状を踏まえた大学での取り組みについての講義を受講しました。長濱教授は、「物事の表面をみるだけでなく、『考える力』を身につけてほしい。そのためには、今高校で『学ぶ』ということを大切にしてほしい。」と、エールを送りました。
 模擬講義のあと、研究棟や図書館、キャリア情報センターなど、秋田キャンパス内を回りました。見学中には、学内を歩いていた横手城南高校出身の先輩から、「実践的な研究ができるのがすごく楽しい。ぜひ県大に来て、一緒に勉強しよう!」と声をかけてもらう場面も見られました。
 

大学概要説明

長濱教授による模擬講義

キャンパス内見学

先輩からメッセージ

 今回の訪問で、高校での学びと大学での学びの違いを肌で感じ、本学への理解を深める機会となって頂けたら幸いです。
 横手城南高校の皆さん、ご来学ありがとうございました!