鳥海高原元気創造研究会のご紹介&研究・勉強会を開催しました

鳥海高原元気創造研究会について

本会は、鳥海高原エリアの地域資源を活かし、【産・学・官・民】が連携し、【農・商・工・観光】が融合する事業展開に係わる多様な研究や活動を推進することで、地域振興に貢献することを目的としています。

令和5年4月より、経営システム工学科・金澤伸浩 准教授を会長とする新体制で再スタートしております。
 

研究・勉強会「鳥海高原の湧水の分布と水質」を開催しました

令和5年7月22日(土)、鳥海高原の湧水をテーマに研究・勉強会を行い、金澤会長と本学大学院生による研究発表、参加者との質疑応答が行われました。

鳥海山の湧水(システム科学技術研究科2年 新徳将也 さん)

新徳将也さんは、鳥海山周辺の湧水を広範囲で採取・分析しており、その結果を発表しました。

イオン組成による水質的特徴を明らかにしたほか、「おいしい水指標」によるおいしさ評価を行い、調査した15ヶ所の湧水のうち12ヶ所が「おいしい水」と判断されることがわかりました。
 

 

鳥海高原の水から分かる歴史と産業(経営システム工学科 金澤伸浩 准教授)

金澤准教授からは、「下玉田川の酸性水」「花立牧場の糞尿のゆくえ」「水力発電開発と生態系」の3トピックにわたる発表が行われました。
それぞれ、「水」と地域産業のかかわりが示唆されており、鳥海高原が自然と人の共生によって形作られた地域であることがわかりました。
 

 

公式HP・今後の活動予定

本会は、今後も鳥海高原エリアの「元気創造」のため、さまざまな企画を行ってまいります。
直近では、令和5年10月7日に、研究紹介・勉強会「鳥海山修験道(仮)」を由利本荘市文化交流館カダーレにて実施予定です。

詳細は、本会のホームページ(外部リンク)をご参照ください。