八郎湖流域管理研究会第6回シンポジウムが開催されます

 八郎湖流域管理研究会は、八郎湖流域の環境問題の解明や管理水準の向上に有益な研究や取り組みの成果をまとめ、問題の解明や打開方策の深化に努めることを目指して活動している研究会で、八郎湖流域を学ぶためのシンポジウムを隔年で開催しております。

 令和7年3月9日(日)、JA大潟村本所において、秋田県立大学および⼋郎湖流域管理研究会が共催する第6回シンポジウム「大潟村の営みと環境、持続可能な地球に繋がる農業」が開催されます。

 本シンポジウムは、八郎湖流域の中心に位置する大潟村の特徴や人の営みと環境との関係について、生産者、消費者、および環境を考える人たちとの対話を通じて、八郎湖の美しい風景や豊かな生態系などについて理解を深め、八郎湖の魅力を再発見することを目的としており、第1部「大潟村の水田農業と環境の関わり」では、生物環境科学科高階 史章 准教授[土壌学]が研究者の観点から講演するほか、第2部「住民参加型ワークショップ」では、経営システム工学科金澤 伸浩 准教授[環境工学]がファシリテーターを務めます。

 八郎湖の環境や八郎湖のこれから、さらには地球環境問題について考える貴重な機会となりますので、ご興味ご関心のある方は、是非ご参加ください。
 

日 時

令和7年3月9日(日) 13:00〜16:30

会 場

JA大潟村本所(秋田県大潟村)

内 容

第 1 部 大潟村の水田農業と環境の関わり(13:00〜15:00)
 1)研究者の視点から 生物資源科学部/生物環境科学科 高階 史章 准教授[土壌学]
  水田管理(中干し延長や無代かき)がメタン放出および水稲生育・収量に及ぼす影響
 2)農業者の視点から 松橋 拓郎 氏(大潟村議会議員)
  大潟村の用排水のメリット・デメリット
 3)行政の視点から 秋田県生活環境部八郎湖環境対策室
  八郎湖の水質改善に向けた行政の取り組み
 4)総合討論

第 2 部 住民参加型ワークショップ(15:10~16:30)
 ファシリテーター  システム科学技術学部/経営システム工学科 金澤 伸浩 准教授

申し込み等

⽣物環境科学科 ⽣態⼯学研究室 担 当:岡野 邦宏 准教授 TEL/FAX 018-872-1627/1677
申込書をFAXするか、下記アドレスに ⽒名、住所、電話番号をお知らせください
mail:k_okano@akita-pu.ac.jp
締切⽇:*当⽇受付も可能ですが、会場準備のため 出来る限り事前にお申し込みください。
 

本学の圃場で土壌を調査する高階准教授

鳥海山で湧水について調査する金澤准教授