本学学生がキャンパスベンチャーグランプリ東北で最優秀賞を受賞! 東北代表として全国大会に出場します -知能メカトロニクス学科-
昨年12月17日に仙台市で開催された、第20回学生ビジネスプランコンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ」東北大会(主催:日刊工業新聞社)において、知能メカトロニクス学科3年の長谷山直飛(はせやまなおと)さんが最優秀賞を受賞しました。長谷山さんのプランは『鳥獣被害対策ロボット「かみやぎ」の実践的運用によるクマ・イノシシ対策』という、長谷山さんの所属研究室の齋藤敬(さいとうたかし)教授が研究開発を進めてきた「動物型ロボットかかし」の事業プランになります。
今回の東北大会では様々な大学からの5つのプランが受賞しましたが、長谷山さんのプランはその第一席となります。長谷山さんは2月4日には齋藤教授と共に仙台での表彰式に出席、そして2月25日には大阪で開催される全国大会に東北代表として出場とのこと、さらなる成果を期待したいところです。
【受賞した長谷山直飛さんのコメント】
今回は名誉ある賞をいただくことができ大変嬉しく思います。「課題先進県」とも呼ばれる秋田県だからこそ、起業による課題解決への意識に目覚め、また、秋田県立大学だからこそ、動物型歩行ロボットのシーズを活用することができ、結果、強い事業プランの創出に至ったのだと感じております。また今回の受賞に至るまでにはさまざまな方のご協力やご指導がありました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。全国大会での東北代表としての発表および今後の事業化への活動に全力を尽くしていきたいと思います。
【技術シーズ提供の齋藤敬教授のコメント】
「動物型ロボットかかし」は2017年にクマ等による被害を防ぐため、クラウドファンディングで広く研究資金を募って開発を始めました。まだ改良の余地は多いのですが、量産に向けた機体の簡略化やGPSでの誘導など、基本事項はクリアしたと思います。クマの人里への出没は全国的な問題になっており、この受賞を機会に、ぜひ事業化に繋げられれば幸いです。
第20回キャンパスベンチャーグランプリ東北 結果発表サイト
https://cvg.nikkan.co.jp/index/tohoku/
長谷山直飛さんと齋藤敬教授、そして受賞プランの「動物型ロボットかかし」搭乗仕様