【いつでも青春キャンパス】製パン適性の高い野生酵母を用いた米粉パン作り
シニア大学生の佐々木裕子さん(69歳)は応用生物科学科1年生の学生自主研究グループ「Rice&Bread ライスアンドブレッド」の学生と一緒に、製パン適性の高い野生酵母を用いた米粉パン作りに向け準備を進めています。
この日はグループのメンバー4人とともに、応用生物科学科/食品醸造グループの吉川雄樹 助教[専門:醸造微生物学]の指導のもと、米から作る米粉をつくる工程を体験しました。
イネを使ったデンプン生合成に関する研究やダイエット米への実用化等に取り組む、生物生産科学科の藤田直子教授[専門:植物生理学]らが開発したイネ品種「あきたさらり」6キロを研ぎ、水分含有量を管理しながら製粉機でふんわりした米粉をつくりました。
「やったことがないことばかりで、毎日がワクワクの連続です。酵母の探索や採取、酵母の培養など、製パンづくりに向けた活動がとても楽しみです」と佐々木さん。今後の取り組みにご注目ください。
【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。
仁賀保の元滝伏流水へ!!
良質な野生酵母を求めて県内各地を駆け巡る
酵母の培養
米粉パンを試作