本学卒業生の活躍が秋田魁新報に掲載されました(保坂君夏さん)

 令和7年2月22日(土)付けの秋田魁新報に、令和2年度生物資源科学部・アグリビジネス学科を卒業された保坂 君夏さん(政策・経営マネジメントプロジェクト)の活動が掲載されました。保坂さんは、十数年前までバーとして営業していたJR男鹿駅近くの空き店舗を改修し、スナック「シーガール」の店長に就任、奥様と二人三脚でお店を切り盛りされています。

〇男鹿駅近くの空き店舗、明かり再び スナック「シーガール」(R7.25.22秋田魁新聞電子版)

 保坂さんは、本学在学中に「合同会社秋田里山デザイン」を起業、男鹿市を拠点に耕作放棄地を再生し、むかし里山に見られた自然・人・地域の関係性を、現代や未来を見据えて紡ぎ直すことをビジョンに幅広く活動しました。エチオピアとグアテマラからコーヒー豆を仕入れて焙煎し、「さとやまコーヒー」と名付けて販売、その収益から野菜の種や苗を購入、男鹿市の耕作放棄地を開墾・再生させ畑を耕して数々の野菜を栽培しました。

 本学卒業後は、在学中からアルバイトをしていた男鹿市の「稲とアガベ」の正社員となりました。同社は、2021年に男鹿駅の旧駅舎をリノベーションしたクラフト酒の醸造所を開業して以来、駅前エリアを盛り上げるために様々な施設をオープンしており、保坂さんはアグリビジネス学科で学んだ農業の知識や農産物の生産技術、農業ビジネスや経営管理のノウハウを生かし、自社田でクラフトサケの酒米やレストランで使用する農産物の栽培、酒造りなどに従事してきました。

 今回、オープンしたスナック「シーガール」では、仲むつまじい保坂さん夫婦との会話を楽しみながら、ウイスキーや焼酎に加え、「稲とアガベ」のクラフトサケ、男鹿市のビアカフェ兼醸造所「オグレスクエット」のクラフトビールなど様々なお酒を味わうことができます。今後は、レコードでゆったり音楽を流したり、昼営業で自家焙煎のコーヒーを提供するプランもあるそうです。お立ち寄りの際はぜひご利用ください!  
 


男鹿駅から徒歩1分 スナック「シーガール」


奥様の葵さん(左)と君夏さん(右)

引用:君夏さんインスタグラム

 

【参考】在学時、耕作放棄地を再生やオリジナルブレンドコーヒーを焙煎