【いつでも青春キャンパス】シニア大学生、精神統一 中沢学部長・教授によるヨガ教室

 醸造酵母の育種とヨガセラピーが専門分野という異色の生物資源科学部長・中沢伸重教授[専門:分子育種学]のヨガ教室が9月4日、秋田キャンパスで開かれ、シニア大学生8人と4年生2人が参加し、本格ヨガに親しみました。

 中沢学部長は、パン酵母として市販されている「白神こだま酵母」が持つ、高いストレス耐性のメカニズム解析に取り組むなど、”酵母”の研究を中心に進めていますが、30年以上も前からヨガに取り組んでいます。

 今も毎朝1時間のヨガを欠かさない中沢教授。当日は、ヨガの身体にもたらす効果なども解説しながら、約15種類のポーズと呼吸法を実践しました。「ヨガは瞑想が目的。心を整えるためにまず身体を整えようと、色んなポーズが生まれました。無理せず半分の力でやってみよう」と話し、リラックスした雰囲気で実践しました。

「身体が喜んでいる感じがした。もっと勉強してみたい」、「数年悩んでいた背中・肩の痛みが和らいだ、改善された」、「これから継続して取り組んで猫背を改善したい」という嬉しい声が聞こえました。

 日常生活では動かす機会の少ない筋肉を存分に使い、少し難しい動きもありましたが1時間半のレッスンで肩が軽くなったり、回しやすくなったりとビフォーアフターを実感され、笑顔が溢れていました。12月には、キャリア開発講座「リラクゼーション ボディワーク」と題した、学部生向けの授業が予定しており、シニア大学生も参加する予定です!

【生涯学習プログラム『いつでも青春キャンパス』】
 65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。
 

[参考]中沢学部長によるヨガ教室(1期生)