【いつでも青春キャンパス】コーヒー飲んで占いいかが?学生向けラウンジ開設
シニア大学生の伊藤 慎吾さん(66歳)は、農業短期大学時代に始めた「タロット占い」を特技としており、10月に開催された秋田キャンパス学園祭「松風松」でタロット占いコーナーを開設したところ長蛇の列ができるほど大好評でした。
その後、学生から「もう一度、占いをやってほしい」、「私も占いについて勉強してみたい」などという強いリクエストがあったことから、コーヒー研究に取り組むシニア学生同期の仲間の協力を得て、学内の一角に「占いとコーヒーのラウンジ」を不定期で開催するようになりました。
伊藤さんは、授業や研究活動の合間に訪れた学生にコーヒーを振る舞ってから、「人生相談」も兼ねて一人一人とじっくりと時間をかけて占いました。「就職や進路、将来のことで迷っています」「人間関係で悩んでいます」「どうやったら彼女はできますか?」など、学生の様々な悩みに傾聴し、カードの絵を糸口にアドバイスを行いました。
伊藤さんは、「学生さんが、帰り際にスッキリしたいい表情になってくれたのが嬉しい」「学生さんとも良い交流になっている」、と手ごたえを語りました。
なお、伊藤さんは、生物生産科学科/生物活性物質研究室の野下浩二准教授[天然物有機化学、化学生態学]の指導の下、身近な素材の中からカメムシが嫌がる匂いを探索する研究にも取り組み、学生生活を楽しんでいます。
65歳以上の方を「シニア大学生」として1年間、本学で受け入れ、在学生と一緒に学習や研究、課外活動に取り組む生涯学習プログラムで、65歳から75歳の15人が学生と共に講義を受けたり、サークル活動に参加したりして、キャンパスライフを満喫しています。
学生がいい表情になってくれたのが嬉しい
黒サングラスに黒マスクがトレードマーク
学生と交流する良い機会に
本格的なブレンドコーヒーを振る舞いました
学園祭でのコーヒー提供の様子
休憩時間がとれないくらい大忙し...