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秋田版スマート農業モデル創出事業

スマート農業指導士育成プログラム

スマート農業指導士育成プログラム

 わが国の農業においては、担い手の裔齢化・減少が進むとともに生産現場では多くの課題を抱えています。
このような中で、現場の課題をロボット、AI、IoTなどの先端技術で解決するスマート農業への期待は高待っています。一方で、スマート農業そのものやITに精通した農業経営者は限られており、スマート農業の現場実装へ向けたサポート体制の早期確立が急務となっています。
 そこで、スマート農業において必要とされる新たな知識・技術・技能を修得した支援・指導人材である「スマート農業指導士」の蓑成を目的に、以下の教育プログラムを実施します。具体的には、「スマート農業総論」、「RT(ロボット技術)」、「ICT•IoT」、「農業普及Jの4つの学修領域でプログラムを構成し、大学教員のほか試験研究機関や農機メーカー、システム会社等の実務家に加えて、スマート農業技術を導入している農業経営者やスマート農業技術の普及を図る農業普及関係者等の講師陣により、座学だけではなく実践的な演習など多様な教育スタイルでプログラムを実施します。

スマート農業指導士イメージ画像

※プログラムの詳細はこちら 秋田県立大学ホームページ

農業関係者・情報関係者への教育

農業関係者へのシステム技術の教育

 農業関係者を対象に、農業で活用されているもしくは今後活用が進むと思われる工学的技術について実践的な授業を用意しています。
具体的には、「RT」関連授業で、直進アシスト機能付き農業機械、ロボット農機(トラクター、田植機、コンバイン、自動運搬車、草刈機等)、資材散布用ドローン(自律飛行機能を含む)、等の基本原理を理解し、サービス市場に展開している機器の特徴を理解していただきます。「ICT • IoT」では、IoTを活用したスマート農業技術の概要を、事例を通して学ぶとともに、ICT・IoTにより収集した各種データの利活用技法を学びます。


情報関係者への農業技術の教育

 情報関係者を対象として、日本農業の課題とスマート農業を必要とする背景を解説するとともに、作物や地域によって農業経営が大きく異なり、必要とされるスマート農業技術が画一的ではない現状を理解できるよう授業を準備しています。具体的には、「総論」においてスマート農業が期待される背景や経営上の効果から、スマート農業の社会実装状況とそれらを推進する施策について理解を深めていただきます。「農業普及」では、生産経営課題抽出のためのコンサルティング手法、スマート農業技術をツールとした生産経営改善手法について授業を行うとともに、スマート農業技術を導入している農業生産者の生の声も聴きながら、情報工学的技術が農業生産の中でどのように利用されているかを学んでいただきます。

実践に基づく講義イメージ画像

スマート農業指導士育成プログラム チラシ


実験・実習に最適なフィールドイメージ画像

プログラムの概要チラシ





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