令和2年度秋田県立大学卒業式・大学院修了式を執り行いました

 3月23日、令和2年度秋田県立大学卒業式・大学院修了式が執り行われ、学部生378名、大学院生80名が卒業・修了し本学を巣立ちました。
 本学では、昨年度の卒業式・修了式は中止となりましたが、本年度は式典会場を学部・研究科ごとに2会場に分散し、式への参加対象を卒業生・修了生のみに限定するなど、新型コロナウイルス感染症防止対策を講じながら挙行いたしました。

 式では、学生の代表が小林淳一学長から学位記や修了証書を受け取りました。
 小林学長は、感染拡大によりキャンパスにも大きな影響が出た1年を振り返り、「これから皆さんが働く社会はSociety 5.0に代表されるように、IoTで全ての人とモノがつながり、イノベーションによりビジネスの世界が大きく変わることが予想され、より創造性の高い仕事が求められます。複眼的でしなやかな発想を駆使して、社会で活躍して欲しい」と述べ、学生たちを激励しました。

 これに対し、生物資源科学部卒業生代表の大関 高広さんは、「納得いくまで実験を行い、疑問を解き明かす喜びを知り、そのときに感じた達成感は忘れることはありません。大学で経験したことを活かし、いかなる困難に対しても乗り越える努力をし、責任と自信を持って歩んでいきます」、システム科学技術学部卒業生代表の兼子 勇人さんは、「周りと切磋琢磨しながら課題や研究に取り組んでいくうちに、自分の考えに固執せず広い視野を持つことが大切だと気付きました。新たな環境では幾多の困難が待ち構えていると思いますが、大学で培ったたくさんの知識や多角的視点を駆使して乗り越えていきます」、と答辞のことばを述べました。

 また、式の終了後には、友人や後輩らと記念撮影をして、別れを惜しむ卒業生らの姿が見られました。皆様の新しい門出を心よりお祝いいたします。

★小林淳一学長よりメッセージ
 卒業生・修了生の皆さんへのメッセージ
 保護者の皆様へのご挨拶

★システム科学技術学部・システム科学技術研究科(ナイスアリーナ)


★生物資源科学部・生物資源科学研究科(秋田キャンパス)
 ※以下に掲載した写真の一部は、学生団体「写真部」の皆さんに撮影いただきました