本学教員による出前講座が開催されました
令和2年12月11日(金)大館市の秋田県立比内支援学校において、本学木材高度加工研究所の足立 幸司准教授と藤嶋 聖人職員による出前講座が開催されました。講座は中学部と高等部の生徒12人を対象に、地域の特色を活かした曲げわっぱネームプレートの製作を行いました。
製作に先立ち、足立准教授より「紙は木からできている」、「秋田は木を薄くして使うことが得意」などの説明と、「ぜひ作る過程も楽しんでもらいたい」ことをお伝えしました。
また、「秋田で有名な木工製品は?」との質問に、即座に「曲げわっぱ」と答えるなど、さすが本場の生徒さんと思わせる答えをいただきました。
製作活動では、生徒さんも一生懸命でしたが、支援学校の先生方も熱心にサポートしておられました。
出来映えは見事なもので、生徒さんから「板を曲げてのり付けするところが難しかったけど、出来上がりに満足した。」、「筒をもっと薄くして中に電球を組み込んでランプにしてみたい。」などの感想をいただきました。
生徒の皆様、これからも木材や木工に興味を持ち続けていただき、ますます活発に活動していただきたいと思います。
出前講座の様子(公式Twitterにリンク)
木材高度加工研究所 足立 幸司 准教授
先生も生徒も真剣そのもの!!
木材高度加工研究所 藤嶋 聖人職員
曲げわっぱ完成!!
両端:曲げわっぱ(直径10cm)
中心:秋田スギ突き板(長さ25cm)の円筒