能代高校の2年生が木材高度加工研究所でインターンシップ体験をしました

 7月29日(水)~30日(木)、秋田県立能代高等学校の2年生3名が木材高度加工研究所でインターンシップ体験をしました。これは、生徒さんが進路選択や今後の学習活動の動機付けと、成長の機会を得ることを目的に実施されたものです。

 講師の足立幸司准教授より研究所の仕事や、森林資源の活用と資源の循環などの講義を受けたあと、作業体験を行いました。
 試験体用の木材をカットしたり、接着や測定作業などを体験していただいたほか、試験体の測定では、木材高度加工研究所で卒業研究中の生物資源科学部4年生が講師になり、作業のポイントや様々な樹種の特徴などを説明しました。年齢が近いこともあり、生徒さんはリラックスした雰囲気で作業を進めることができました。

 また、レーザー加工機で木製コースターを作成しましたが、パソコンを使って自らデザインして、無事、完成しました。参加した生徒さんには、「木造建築に興味がある」、「将来木材関係の仕事に就きたい」という方もおり、有意義なインターンシップ体験だったとの感想をいただきました。

 生徒の皆さんには、今回の体験で大学の研究の雰囲気を感じ、本学と木材にますます興味・関心を持っていただく機会となれば幸です。能代高校の皆さん、ご来所ありがとうございました。
 


足立幸司准教授の講義


パネルソーで木材カット


測定作業


曲げ木の実験


曲げ木の実験


完成したコースターと曲がる木