秋田県立金足農業高等学校との連携協力に関する協定を締結しました

 2月17日(水)、秋田キャンパスにおいて、秋田県立大学(小林淳一理事長兼学長)と秋田県立金足農業高等学校(渡辺勉校長)は連携協力に関する協定を締結しました。

 小林理事長兼学長のコメント
 本学では4月、大潟キャンパスに農業の先端技術を活用したスマート農業の研究拠点が開設される。Society 5.0の実現に向けて、農業にAIやIoTなど情報系の知識と技術を取り入れる教育を進めたい。また、2050年には世界の人口が100億人近くに増える見通しであり、食糧や水、資源の問題が顕在化することが予想される。世界的な視点で農業の未来を考え、地域で活躍する人材の育成に共に取り組みたい。

 渡辺勉校長のコメント
 本校では、本年度から3年間、文部科学省の地域との協働による高等学校教育改革推進事業に取り組んでおり、県立大学にはコンソーシアムの一員として参画いただいている。少子高齢化が急速に進む本県において、地域の現状を理解し、農業高校として何が求められているのか、地域と自らの将来を見据えて、自分たちに何が出来るのか、連携協定締結を契機に真剣に考える機会にしたい。意欲と情熱を持ち、地域を支える人材を一人でも多く輩出できるように取り組みたい。

【連携協力協定の目的】
 産業教育に関して連携して研究するとともに各種連携事業を行うことにより、地域の発展に貢献できる人材の育成に寄与することを目的とする。

【連携協力協定の内容】
 (1) 産業教育の研究ならびに推進に関すること
 (2) 課題研究等の共同研究に関すること。
 (3) 高大接続教育に関すること。
 (4) 地域連携教育に関すること。
 (5) その他高校教育等に関し、必要と認められる事項に関すること。
 

秋田県立大学 小林理事長兼学長

金足農業高等学校 渡辺勉校長