産学連携により洋梨とりんごのハードサイダーが完成しました!

 生物資源科学部生物生産科学科の櫻井 健二 准教授を中心とした研究グループは、Hostel&Bar「CAMOSIBA」と洋梨とりんごを使ったハードサイダーの共同研究を実施。その研究結果をもとにした商品「UNKNOWN」が発売されました。

 櫻井准教授らは、応用生物科学科の食品醸造グループ(橋爪 克己 教授、伊藤 俊彦 准教授)にご協力をいただき、複数のセイヨウナシ品種とリンゴ品種との組み合わせやその配合比率について試験醸造を繰り返しました。

 また洋梨については、本学生物資源科学部生物生産科学科を平成19年3月に卒業された小松谷正樹さん(小松谷りんご園代表)から提供いただきました。小松谷さんは、横手市増田町でりんごのほか、「ラ・フランス」や「シルバーベル」などの西洋ナシを栽培しております。

 今回完成したハードサイダーは、洋梨とりんご2つの果実の旨味が溶け合った柔らかな味わいと、すっきりとした飲み口が特徴で、様々なお料理に合わせてお楽しみいただける華やかなサイダーに仕上がっています。

 ハードサイダー「UNKNOWN」は330ml入り(オープン価格)で、2月12日より販売をスタートしております。是非、ご賞味ください!

★櫻井 健二 准教授のコメント★
 ワイン醸造に詳しい方から、品種をブレンドすると個性がなくなることもあると伺っていました。そのため、複数の品種をブレンドするだけではなく、セイヨウナシとリンゴという異なる果実の果汁をブレンドするとどのような味わいになるのか不安もありました。実際に試験醸造してみると、ユニークな味わいになり、ブレンドすることがプラスに働きました。これは、素材であるそれぞれの果汁が優れているからだと考えています。素晴らしい素材(果汁)なくして、魅力的な加工品(ハードサイダー)は造れない!



■販売情報(2月12日時点)
Hostel&Bar CAMOSIBA(横手市十文字)<http://camosiba.com/>
ANDON シモキタ(世田谷区代田)<https://shimokita.andon.shop/>
酒場 カメバル(秋田市南通)<http://kamebar.com/>
上之三つや(秋田市中通)<https://tabelog.com/akita/A0501/A050101/5008669/>
交点 喫茶と日々を暮らすこと(秋田市通町)<https://www.kouten-akita.com/>
民芸佐とう 道の駅十文字店(横手市十文字)<http://mingei-sato.jugem.jp/>
アキモト酒店(大仙市神宮寺)<http://akimotosaketen.jp/>
クレタエスオーパ店(秋田市千秋)<https://www.opa-club.com/akita/shop/4690>


ハードサイダーUNKNOWN

★小松谷 正樹さん(小松谷りんご園 代表)
 平成19年3月 生物資源科学部 生物生産科学科卒業

小松谷 正樹さん一家
 奥様の里美さんも本学の卒業生(平成19年3月 生物生産科学科卒業)