生物環境科学科の地域社会調査実習(全8回)を実施しています

 本学生物資源科学部の生物環境科学科では、3年生向けの生物環境科実験IIの一環として、地域社会調査実習(全8回)を行っています。

 本実習では、一つの地域を対象として統計調査や地域住民への聞き取り調査を行い、そのデータをもとに農村地域における経済振興方策を考えることを目的としております。実習を通じて、農村現場のリアルな実態に基づく情報収集力と分析力、プレゼン力を培うとともに、チームで作業を行う協働力を体験的に磨くことができます。

 今回は、学生35人が7グループに分かれ、生物資源科学部生物環境科学科の中村勝則准教授(農業経営学)の指導を受けながら大潟村の農家やコメ集荷・販売会社代表農家の皆さんに、オンラインで営農の実態を聞き取り、農業経営への理解を深めました。

 例年であれば県内各地に学生が出向いて直接聞き取りしておりますが、今年度は新型コロナウィルス感染拡大を避けるため、聞き取り調査を含め、全てのプログラムをオンラインにより実施しております。

 本実習の様子については、令和2年8月14日(金)付けの秋田魁新報に記事が掲載されました。
 内容は以下の秋田魁新報電子版からもご覧いただけますので、是非ご覧ください。
 ☆「営農実態、オンラインで聞き取り 県立大学生が理解深める」
 


大潟村の農家 埴生 雄大さん


中村 勝則 准教授