「アスパラガス自動収穫システム」成果発表会を実施しました
8月20日(木)、システム科学技術学部知能メカトロニクス学科の講義「知能メカトロニクス通論IV」において、学生が製作した「アスパラガス自動収穫システム」の成果発表会を実施しました。この講義はプロジェクトベースドラーニングと呼ばれる新しい講義の一環で、問題解決のために学び、議論し、自分たちで解決案を示すものです。今回は農業用ロボットプロジェクトを題材とし、10チームに分かれて、それぞれオリジナルの「アスパラガス自動収穫システム」を製作しました。
当日はZoomにて講義が開講され、各グループが自身の作品のプレゼンテーションを行い、製作した作品の実際の動作を競い合いました。競技では、未成長あるいは育ちすぎのアスパラガス、葉のついた立茎(※翌年の収穫のために残して育てているアスパラガス)などの障害物を避け、適切なサイズのアスパラガスを収穫し、搬出エリアへ運ぶ性能を競いました。
今年は遠隔講義での実施となったことを受け、作品はすべて自動収穫ロボットのシミュレーションプログラムの形で製作されました。アスパラガスが跳ねたり引っかかったりするなど、実際に物を動かす動作とは異なる難しさもありましたが、より良く収穫できるよう工夫を凝らした作品が見られました。これらのプログラムは、これから実際の農工連携研究にも応用される予定とのことです。
各グループの実際の動作映像を交えた結果報告が公開されていますので、ぜひご覧ください。
秋田県立大学知能メカトロニクス通論Ⅳ最終競技 第一回「アスパラガス自動収穫システム」結果報告(Youtubeにリンク)
教員による事前審査の様子
優勝グループのプログラム実行中