本学教員による出前講座が開催されました

 9月10日(木)、秋田県立湯沢高校において、本学木材高度加工研究所の足立幸司准教授による出前講座が開催されました。

 木材の性質や木材を利用する理由とその効果を学んだ後は、実際にセルロースナノファイバーや柔らかく加工した木材やバネのように伸縮する木材を手にとって観察し、木材加工(曲げ木)を体験しました。

 湯沢市は、曲げ木家具の秋田木工や伝統工芸である川連漆器など、全国に誇る木工製品の産地ということもあり、足立准教授は、地場産業のスゴさとそれを支える木材科学の魅力について熱く講義しました。

 高校生の皆さんには、今回の出前講座を通して、木材科学の魅力や面白さ、木材と社会との繋がりなどを理解していただく機会となれば幸いです。