システム科学技術学部FD勉強会を開催しました
令和3年3月15日に本荘キャンパスでシステム科学技術学部FD勉強会を開催しました。本学システム科学技術学部では、FD活動(ファカルティ・ディベロプメント:教員が授業内容や方法を改善するための活動)として講演会や勉強会を定期的に開催しており、今回は「効果的な遠隔講義とは」をテーマに勉強会を開催しました。今年度前期は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、全ての授業を遠隔で実施しましたが、急ごしらえであったためまだまだ改善の余地が多いことに加え、遠隔授業で培ったICT機器を利用した授業法を対面の授業でも活用することでより効果的なものにしていくことができるのではないかと考えこのテーマを設定しました。
当日の勉強会では、まず「遠隔講義のグッドプラクティス」として、今年度前期の学生授業アンケートで高評価を得た、岡本洋准教授(知能メカトロニクス学科)、長谷川兼一教授(建築環境システム学科)、岡崎弘信教授(総合科学教育研究センター)の3名の先生より、遠隔で実施した授業の方法についてご紹介いただきました。各々の先生が遠隔講義をどう捉え、どのように遠隔講義を実施したのかについての紹介があり、とても参考となる内容でした。
続いて、廣田千明准教授(情報工学科)が「ICT環境整備と活用について」と題して、本学部でのICT環境の整備状況(教室のWi-Fi環境の整備、貸し出し用ノートパソコンの整備など)や授業で利用するのに便利なツール(GoogleスライドやGoogleフォームなど)を紹介しました。
勉強会終了後のアンケートでは「各先生方の遠隔授業の考え方や方法が大変参考になった」、「各教員でどういう講義にしていくかの共通意識みたいなのが形成できた」、「今回のように学内の取り組み状況を知る機会があると、非常に参考になります」などの意見があり、今後の授業改善に期待が持てる勉強会となりました。
岡本准教授の講演
長谷川教授の講演
岡﨑教授のオンラインによる講演