オンラインによる遠隔授業がスタートしました
5月11日より今年度前期の授業がスタートしましたが、新型コロナウイルス感染症対策として、全ての授業をオンラインによる遠隔授業にて実施しています。システム科学技術学部(本荘キャンパス)の一年生向けの授業である「創造科学の基礎」では、Web会議アプリの「Zoom」を用いて、小林淳一学長による講話が行われました。講話の中で小林学長は、自らの経験も交えながら、研究することの面白さや本学で学ぶことの意義について、パソコンの画面越しに学生に対して語りかけました。今年度は入学式が中止となったことから、初めて聞く学長からの直接のメッセージに、学生もまたパソコン越しに熱心に耳を傾けている様子でした。
5月13日の「あきた地域学」の授業では、Jリーグ「ブラウブリッツ秋田」の代表取締役社長である岩瀬浩介氏を講師にお招きしました。やはりZoomを用いたご講演の中で、ブラウブリッツ秋田の立ち上げからこれまでに至る経緯や自らの経験も交えながら、時折チャットで寄せられる学生の反応にもお応えいただき、スポーツを通じた地域活性化の可能性の大きさについて解説していただきました。コロナ禍でサッカー界も大変な状況であるにも関わらず、最後まで熱のこもったご講演をいただきました岩瀬様には、この場を借りてお礼申し上げます。
ほとんどの教員が初めての遠隔授業で、まだまだ手探りの状態ではありますが、オンラインであることのメリットも活かしながら、より良い授業を行っていきたいと考えております。