新型コロナウィルス感染症に係る対応方針(2月10日改定)

 新型コロナウイルス等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の対象地域の一部解除を受け、秋田県立大学における対応方針を次のとおり改めましたのでお知らせします。

1 授業の取扱いについて

 令和2年度後期授業は、感染拡大の防止に最大限の配慮をした上で、対面による授業を基本とするものとし、必要に応じてオンラインを活用することとする。

2 大学が主催する行事等について

 本学が主催する行事等については、適切な感染防止策が実施されることを前提に、次の基準を目安としつつ、費用対効果等を含め総合的に開催の可否を判断するものとする。また、開催に当たっては、同意を得た上で参加者の名簿を作成するなど連絡先の把握を行うものとする。

・屋内にあっては、収容定員の半分程度以内の参加人数にすること。屋外にあっては、人と人との距離を十分に確保すること(できるだけ2m)。

 全国的な人の移動を伴うイベント又は参加者が1,000人を超えるイベントを開催する場合については、開催の約1ヶ月前までに県への相談が必要となることから、事前に企画・広報本部企画チームに問い合わせること。
 

3 学生・教職員の県外・海外への移動について

 海外への移動は、出張、帰省等を含め、真にやむを得ない場合を除き、行わないこと。
 緊急事態宣言発出地域※との往来については、各種試験など真にやむを得ない場合を除き、避けること。
 また、その他の地域との往来については、訪問先の感染状況等に注意しながら、慎重に判断すること。
 やむを得ず訪問する際は、混雑する時期・場所を避けるとともに、人と人との間隔を確保し、感染防止対策がとられていない店舗の利用や、「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話する密接場所」の「三つの密」が重なるような場所や大人数での会食、長時間に及ぶ会食を避けるなど最大限の注意を払うこと。
 出発前・帰県後に発熱や体のだるさ等を感じた場合には、5に記載の対応をとること。また、帰県後は、2週間の行動歴を記録するなど感染拡大リスクを最小限にする行動を心がけること。
  
  ※ 2月10日現在の地域は、
  東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、愛知県、岐阜県、大阪府、京都府、兵庫県及び福岡県

4 感染拡大防止対策について

手洗い・アルコール消毒・咳エチケット(マスクの着用)を励行すること。
執務室等のこまめな換気を実施すること。
執務室等の広さを確保し、お互いの距離を空けるなどして人の密度を減らすこと。
近距離での会話や発声、高唱を避けること。
会議等の参加者数や開催時間は、必要最小限とすること。
日常生活においても、感染拡大を予防するため、「人との接触を減らす、10のポイント」や政府が推奨する「新しい生活様式」の実践を心がけるとともに、集団感染の原因となり得る「三つの密」が重なる場所を避けること。
学内外における活動や日常生活において、内閣官房の新型コロナウイルス感染症対策本部から示された、感染のリスクが高まる「5つの場面(飲酒を伴う懇親会等、大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話、狭い空間での共同生活、居場所の切り替わり)」に留意して行動すること。特に、普段接していない人との会食には注意を払うこと。
国が提供している「接触確認アプリ(COCOA)」や、県が運用を開始した「秋田県版新型コロナ安心システム」の活用に努めること。

5 感染の可能性がある場合の対応について

 発熱や体のだるさ、味覚・嗅覚に異常を感じたときは、無理に出勤や登校をせず、速やかに、かかりつけ医に電話で相談して受診するか、「あきた新型コロナ受診相談センター(TEL018-866-7050)」に相談し、その旨を大学に連絡すること。
 上記のほか、体調に変化があった場合は、自宅に待機し、体温を測定、記録するなどの健康観察を行うとともに、その旨を大学に連絡すること。

6 誹謗中傷の禁止

 感染者や濃厚接触者及びその家族、医療関係者等に対する嫌がらせやSNSでの誹謗中傷や人物の特定は人権侵害に当たるほか、不安や恐怖心から受診や相談、疫学調査への協力を躊躇させ、感染拡大のリスクを高めることにつながることから絶対に行わないこと。

7 その他

 本方針については、感染拡大の状況等を見ながら、随時、対応を見直していくこととする。