岩手県立花巻南高校の2年生が秋田キャンパスを見学しました

 10月9日(水)、岩手県立花巻南高校の2年生39名の生徒さんと引率教員2名が秋田キャンパスを見学しました。これは、花巻南高校の生徒さんが、進路希望に応じて大学を見学することにより、上級学校に対する理解を深め、今後の進路実現につなげることをねらいとした「進路見学会」の一環として実施されたものです。

 秋田県立大学の概要などについて説明を受けた後、生物資源科学部の佐藤 孝 准教授(生物環境科学科)による模擬講義が行われました。佐藤先生からは、『世界の食糧需給から見た農業・環境問題~大豆の事例と研究紹介~』というテーマで講義を進めていただき、私たちが毎日のように口にする大豆がどのように生産され、その背景にある世界規模の農業・環境問題について知り、さらに、新しい技術で日本国内での大豆生産性の向上をめざす佐藤先生の研究も紹介されました。
 
 最後は、4グループに分かれ、各学部棟、(模擬講義を行った佐藤先生の研究室を訪れたグループもいました)、講堂、図書館、体育館、陸上競技場など、広々としたキャンパスをじっくり見学していただきました。

 高校生の皆さんには、今回の訪問により、大学の学びや雰囲気を感じていただき、少しでも秋田県立大学に興味・関心を持っていただく機会となれば幸いです。花巻南高校の皆さん、遠方からお越しいただき大変ありがとうございました。