台湾・国立宜蘭大学短期留学プログラムを実施しました

 8月21日(水)から27日(火)、台湾・国立宜蘭大学短期留学プログラムを実施し、生物資源科学部およびシステム科学技術学部・研究科の学生7名と引率教員2名(生物資源科学部 藤晋一教授、山本聡史准教授)が参加しました。

 国立宜蘭大学と秋田県立大学は、2008年に大学間国際交流協定を締結し、これまでも教員や学生の派遣・受け入れを実施してきました。

 今回のプログラムでは、本学学生7名に対して宜蘭大学の16名の学生がカウンターパートとして交流活動を熱心にサポートしました。日本のアニメーション文化が好きな学生が多く、英語だけではなく日本語でのコミュニケーションも活発に行われました。引率教員の大学・研究紹介の後、準備したスライドを用いて英語で自己紹介しました。

 学内では、バイオテクノロジー、環境、農業機械の各分野の研究室を訪問して説明を受けました。

 学外では、宜蘭地方で政府と大学が積極的に推進している地域振興の取り組みとして、日本の6次産業化に相当する「レジャー農業」である、茶葉とネギの生産・加工を見学しました。
 
 最終日は、本プログラムでの学びについて本学学生1名と台湾学生2~3名から構成される7つのチームに分かれ、発表会を行いました。打ち上げでのダンス対決は大いに沸きました。
 
 期間を通じて台湾の学生と一体となった交流が行われ、新たな友情が育まれました。台湾から見た日本について考えるとともに、自身が住んでいる秋田に関する好奇心や問題意識を高めることができました。来年度は、国立宜蘭大学の学生を本学に招いて短期留学プログラムを実施する予定です。
 


会議室での自己紹介


VRゴーグルを用いた研究室紹介


ドローンの実演


観光農園(レジャー農業)での製茶体験


観光農園(レジャー農業)での製茶体験


観光農園(レジャー農業)でのネギの収穫・料理体験


観光農園(レジャー農業)でのネギの収穫・料理体験


観光農園(レジャー農業)でのネギの収穫・料理体験


台湾原住民生活館での文化学習


台湾原住民生活館での文化学習