あきた地域学で鳥海高原菜の花まつりの実習をしました

 「あきた地域学」の実習プログラムの一つとして「鳥海高原菜の花まつり」のボランティア実習に参加しました。今年で最後となる菜の花まつりでしたが、天候にも恵まれ、秋田の魅力に気づき将来を考えるきっかけとなる充実した実習になりました。

 5月25日(土)、26日(日)に鳥海高原菜の花まつりで合計122名の学生が会場整備、協力金やアンケートの収集、飲料販売、遊具運営などのボランティア業務の実習を行いました。実習前にそれぞれが役割を理解して目標や方法を決めて準備を行い、主体的に活動を行っていきました。屋外に出て自然環境を肌で感じながらの活動で、地域の方々との交流やチームで協働しながら学ぶことに意義を感じた学生も多くいました。
 実習後の振り返りでは、自然を相手にすることの難しさなど様々な気づきが共有されていました。菜の花と残雪の鳥海山の美しい光景など、地域の良さを実感する一方、公共交通機関もない場所に人が継続して訪れるような観光地を作ることの難しさなど、地域活性化の課題や方策について考えるきっかけになりました。
 学生の若さと活気は鳥海高原菜の花まつりの特徴として定着し、イベント運営を支えてきました。一方で、鳥海高原菜の花まつりは学生自身の学びの場として役立てられてきました。地域の大学だからこそ可能な特長ある取り組みであり、これを通して秋田の力になる人材が一人でも増えることを期待しています。
 


アンケート収集

BDFトラクター

着ぐるみ

飲料等販売


協力金依頼

会場清掃

ふわふわ遊具

賑わいの様子


事前準備の様子1


事前準備の様子2