新しい八郎湖の環境学習事業がスタートしました
このたび、井川町立井川義務教育学校で、新しい八郎湖の環境学習事業が始まりました。学校の前庭に大型水槽2つやタライ水槽4つを設置し、八郎湖の在来種の水草を植えつけてミジンコやトンボがやってくるビオトープを作ろうという取り組みです。林紀男さん(千葉県中央博物館)にビオトープ管理の指導等のご協力をいただきます。
この事業は、本学生物資源科学部の谷口吉光教授(生物環境科学科)が副代表理事を務めるNPO法人はちろうプロジェクトが支援することになっており、NPO法人職員で本学の大学院生(生物資源科学研究科2年)でもある鎌田洋平さんがコーディネーターとして働いています。
5月15日には、水槽の設置と水草の植え付けが行われました。この水草の苗は生物環境科学科生態工学研究室によって、干拓前の八郎潟の水草が残る旧船越水道のため池などから埋土種子を採取することで再生されたものです。
このように本学とも関わりの深い取り組みですので、今後の展開に注目していただければと思います。