JICAカンボジア スタディ・ツアーを実施しました

 8月19日(月)~25日(日)、システム科学技術学部と生物資源科学部の学部生4名と引率教員1名(総合科学教育研究センター鈴木 祐丞 助教)が、JICAカンボジア スタディ・ツアーに出かけました。

 今回のプログラムでは、まずプノンペンで、カンボジアの富裕層が暮らす街、スラム街、イオンモールや市場などを見学し、カンボジアの人々の生活の様子を学びました。

 その後、プノンペンにあるJICAカンボジア事務所を訪問し、カンボジアにおける日本の公的な国際協力活動の成果や問題点を学ぶとともに、国際協力のあるべきあり方などをめぐってJICA職員と対話を行いました。

 シェムリアップでは、農村の女性たちの就職支援をしているNPO法人SALASUSUのファクトリーを見学し、その後「生物ろ過システムを活用した集落水道構築支援による生活衛生改善事業」(JICA草の根技術協力事業)の活動に同行し、農村の井戸水の水質調査を手伝いました。

 ツアーの最後に、シェムリアップ州の初等教育(算数)の教育改善活動に携わっている、JICA青年海外協力隊員の方にお話をうかがうとともに、「国際協力とは」「共同体とは」「仕事とは」「幸福とは」といったテーマについて、対話を行いました。

 途上国の人々の生活状況について学び、国際協力の必要性などについて考える、大変貴重な機会となりました。
 


プノンペンのスラム街の子どもたちと


JICA職員との対話


SALASUSUファクトリーにて


農村の井戸の水質調査のお手伝い


JICA青年海外協力隊員との対話


バイクトレーラーに乗せてもらいました